「売り渡される食の安全」山田正彦著
別に何を食べようといいじゃないか。
もちろんです。
食べるということはプライバシーのひとつであります。
特に埼玉に帰ってきてからは、僕が毎日パートのおばちゃんたちが差し入れしてくれ
るお菓子類に全く手を付けないとか、成分表示表をじっと見てる姿は相当変らしく
完全なる変人扱いです。
「アレルギー持ちなの?」ってよく訊かれますが(笑)。
ま、いいやで流してます。
理解されないだろうなぁ。
うん。しょうがない。
スーパーメガドンキの食品売り場とかに殺到してる姿見るとね・・・
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僕の場合は食に関する様々な動きは最大の関心事の一つ。
安保や憲法改正問題と同様、いやそれ以上に関心を持ってます。
全ての構造は一緒なんだけど(オリンピックもね)。
上記2つに比べて圧倒的に報道量が少ないので、余計気にしてます。
最近は女性週刊誌とかでも取り上げられることが少しずつ増えてきましたがね。
みんな健康番組とかは好きなのに、なんで食の危険性について目をつむるんだろ、
っていうのが個人的な見解。
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「売り渡される食の安全」読了。
現在は弁護士として、食の安全に関わる様々な活動をしています。
今現在、日本で食に関わることがどう動いているのか
各国の対応、現状はどうなのか
今後日本はどうなるのかが
250ページほどでとても分かりやすく書いてあります。
「種子法廃止」
「モンサント(現バイエル)」
「遺伝子組み換え」
「ゲノム編集」
「残留農薬基準緩和」
「グリホサート」
「ネオニコチノイド」
こういったキーワードに関心がある方は是非手に取ってみてください。
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感想。
こうやって現場からの現状をまとめられるとねぇ。
本当に安倍軍団がやらかしてること(もちろん竹中平蔵もふくみます)は国民のこと
なんかなんにも見てないし、一部の巨大アグリ企業のためだけに法改正に勤しんでる
のがよくわかりました。
官邸の人事権掌握がここでも威力を発揮してます。映画「新聞記者」で描かれてるこ
とは本当です。
世界の流れから逆行してるのかが実感できます。
まだまだ世界から見ればこの惨状に関心を持つ人は少ないのかもしれないけど
それでも自分でできる範囲で行動している人たちは農業の現場を含めいるわけでね。
一人でも二人でもこういう事になってるんだって気がついてくれたら
少しずつ前に進むんだけどな。他人事じゃなくて自分の問題、いやこの先の自分たち
の子供の時代の問題としてとらえないと、ね。
果たして自分に何ができるのか
そればっかり考えてます。10年くらい。
それの一環として埼玉に戻って畑借りて
「まず自分で野菜作ってみよう。作ってみないとわかんないことたくさんあるはずだ」
と、不耕起栽培始めたのですが
4年目の今年の夏は一切発芽せず(涙)。
どうなってんだ、一体????
というもはや笑い話・・・・
ま、この経験で見えてきたことは沢山あるので
また別の機会に。