再開1ヶ月が経ちました

店を再開して約1ヶ月が過ぎた。
 
7年ぶりなので最初は非常に不安だったが(特にオペレーション部分)、自分でも驚くくらい昔の感覚が早く戻ってきて、毎日楽しく暮らせてる。
 
 
先週から通常の週6日営業になったので、全体の流れが見えてくるのは8月に入ってからだろうな。
 
 食材の仕込み量もようやく見えてきた(今月のロスの多かったことよ!全部賄いに回ってるが(笑))。
 
 
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1店舗目は駅南口、2店舗目は五日市街道近く。
 
そして今回は中道通りの一番端っこ。
 
狭い吉祥寺だが、それぞれ場所で夜の流れが違う。
 
 
3店舗とも共通しているのは、店入り口の情報量の少なさ。
これは僕のこだわり。
 
僕の好きだった店はみんなそうだったから。
 
とても入りずらい店のドアを勇気をもって開けてから、人生が変わるくらいの人間関係を築かせてくれた呑み屋の体験が僕の唯一の財産である。
 
 
今回は遂に「呑み屋」も書いてない。
 
店の名前と小さいイラスト看板だけ。
 
けど、これほど僕のイメージを具現化しデフォルメしてくれたものはない。
 
 
描いてくれたのはバンドネオン奏者の大久保かおりさん。
 
こんな看板がサラッとかかってる呑み屋があったら、僕は絶対に扉を開けたいのだよ。
 

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店の内装も相当こだわった。
 
作ってくれたのはタジ。
 
実は僕は彼にはイメージしか伝えてない。
 
ディテールを具現化したのは彼。
 
 
だからこの店はタジの「作品」なのだ。
 
 
この作品を僕はとても気に入っている。
 
3ヶ月間、実際の工事に関わってきたので愛着は人一倍である。
 
僕がこれからやることは、ここに酒場の命を吹き込むこと。
 
そしてできるだけ「キープ」すること。
 
毎日早めに店に行って、掃除に1時間ほどかけてます。
 
 
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そんな感じの思いで(笑)、再開ハバナムーンは2ヶ月目に突入します。
 
 
 
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。