明けましておめでとうございます

四か月ぶり

 

随分こちらでご無沙汰してしまってすみません。

 

店を再開して半年経った。

 

それなりに忙しく生活している。儲かっているわけではない笑

 

コロナ禍以降、SNSに対する考え方が変わってきたのもあり

 

どうやってこういうメディアを使いこなすのか

 

ちょっと考えていることもある。

 

ただ

 

ブログというのは、そのときどきに自分が考えてたことのアーカイブでもあり

 

もう少し上手く使いこなしていきたいので、残していきながら続けたいです。

 

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SNS上の現状報告。

 

店の営業日等はTwitterFacebook、インスタグラムで発信してます。

 

Twitterは「ハバナムーン」で   あ、すみません。xには馴染めないので、ね。

 

Facebookハバナムーン」で。個人名義では知り合いしか承認していないのでご了承ください。

 

インスタグラムは@havanamoonmoonでフォローしてください。

 

この3つでは

 

営業日のお知らせと共に

 

「今日レコ」と題して営業日の毎日、その日に聴いたレコードの感想を述べてます。

 

Twitterは文字制限があるので概要だけ。

 

Facebookとインスタグラムは全文読めます。

 

なかなか面白いと思います笑。

 

そんなわけで、こちらのメディアは音楽以外の日々思ったことを綴れればな、と。

 

勿論政治的なことは常に興味がありますが

 

ま、「書き方」でしょうね。

 

それは気をつけなければ。

 

月に一度はアップデイトしたいな。

 

毎日いろんなことを考えてますが

 

大体は店でのお客さんとのお話で完結してるのですよ。

 

直接人と触れる重要さは具現化できたので

 

ブログはそのきっかっけを与えるツールなのかなぁ

 

なんでもいいんです。

 

店に来て頂いて、直接話すことが大事。

 

合わないんだったら、それはそれ。

 

僕もそんな店、いくらでもあります。どっちが悪いのではない。

 

そんな感じです。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再開1ヶ月が経ちました

店を再開して約1ヶ月が過ぎた。
 
7年ぶりなので最初は非常に不安だったが(特にオペレーション部分)、自分でも驚くくらい昔の感覚が早く戻ってきて、毎日楽しく暮らせてる。
 
 
先週から通常の週6日営業になったので、全体の流れが見えてくるのは8月に入ってからだろうな。
 
 食材の仕込み量もようやく見えてきた(今月のロスの多かったことよ!全部賄いに回ってるが(笑))。
 
 
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1店舗目は駅南口、2店舗目は五日市街道近く。
 
そして今回は中道通りの一番端っこ。
 
狭い吉祥寺だが、それぞれ場所で夜の流れが違う。
 
 
3店舗とも共通しているのは、店入り口の情報量の少なさ。
これは僕のこだわり。
 
僕の好きだった店はみんなそうだったから。
 
とても入りずらい店のドアを勇気をもって開けてから、人生が変わるくらいの人間関係を築かせてくれた呑み屋の体験が僕の唯一の財産である。
 
 
今回は遂に「呑み屋」も書いてない。
 
店の名前と小さいイラスト看板だけ。
 
けど、これほど僕のイメージを具現化しデフォルメしてくれたものはない。
 
 
描いてくれたのはバンドネオン奏者の大久保かおりさん。
 
こんな看板がサラッとかかってる呑み屋があったら、僕は絶対に扉を開けたいのだよ。
 

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店の内装も相当こだわった。
 
作ってくれたのはタジ。
 
実は僕は彼にはイメージしか伝えてない。
 
ディテールを具現化したのは彼。
 
 
だからこの店はタジの「作品」なのだ。
 
 
この作品を僕はとても気に入っている。
 
3ヶ月間、実際の工事に関わってきたので愛着は人一倍である。
 
僕がこれからやることは、ここに酒場の命を吹き込むこと。
 
そしてできるだけ「キープ」すること。
 
毎日早めに店に行って、掃除に1時間ほどかけてます。
 
 
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そんな感じの思いで(笑)、再開ハバナムーンは2ヶ月目に突入します。
 
 
 
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
 

ご報告

 

ご報告。
 
既にSNS上に流出してご存じかとは思いますが(笑)
 
吉祥寺中道通りでハバナムーン、7年ぶりに復活いたしました!
 
 
 実は先週月曜日から営業を開始したのですが、なにせ7年ぶりの現場復帰でしたのでオペレーションに相当な不安があり、ごく少数の方々への告知のみで「仮営業」という形でやらせて頂きました。
 
不安だったオペレーションも3日で元に戻りました(笑)。さすが20年の蓄積ですな。
 
 
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この3ヶ月、ひたすら店作りに没頭してました。
 
現時点で自分の理想に一番近い、また過去の店舗と比べてもこれがベストという店が作れたと自負しております。
 
 
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一人では到底店など作れません。
 
この場をお借りして謝辞をば。
 
 
まずはこの店のデザイン、工事の全てを請け負ってくれた元ドロップ店長、タジ。
彼がいなかったらこの店は成り立ちませんでした。3ヶ月の間辛抱強く作業してくれて本当にありがとう!
細部までこだわりにこだわりぬいた彼の「作品」を是非観に来てください。
 

 
 
看板を書いてくれたのはバンドネオン奏者イラストレーターの大久保かおりさん。
僕のイメージ通りのデフォルメした看板を作ってくれました。
 

 
 
総重量600キロになる3000枚のレコードを運んでくれたのは、サンシャイン・ドライバーこと藤田さんとハッチ・ハッチェル・バンドのドラマー、ペロ君。
段ボールにして55箱。遠く実家の那須からアパート、店まで本当に助かりました。
 
 
アパートからCD1600枚、食器等諸々を何度も運んでくれたのは、我がロス・アルマジロス、通天閣のドラマー、ケンちゃん。
 
 
壁を塗ってくれたり、掃除や買い出しを手伝ってくれたイノトモ
 
 
バンドの機材車ハイエースを惜しみもなく貸してくれたり、合間の呑みにつきあってくれたハッチハッチェル。
 
 
店が決まったのを報告しに行ったら、友部正人さんの「中道商店街」をソラで唄って応援してくれたバンバンバザール福島君。
 
僕が最初に吉祥寺に住み始めたのも、一番最後に高田渡さんと逢ったのも中道通りなんだよな(現店舗の目の前。何たる運命!)。
 
 
昔の常連さん達にいろいろ情報を流してくれた増尾さん。
 
 
工事中に差し入れ持ってきてくれた皆さん。タカシ、朋子ちゃん、チハルちゃん、長沢君、曼荼羅のアカベー。
 
 
皆さんの助けでようやく店ができました。
 
本当にありがとうございます。
 
 
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営業時間、休みはまだ決めていません。
 
やりながら徐々に探っていこうと思ってます。
 
一応18時前開店24時閉店で。
 
次の休みは7月17日(月)18日(火)の予定です。
 
 
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さて「箱」はできました。
 
しかし店に「完成」はありません。
 
これから皆さんに店を育ててもらわなければなりません。
 
 
末永くご愛顧のほどを。
よろしくお願いいたします。
 
 
取り急ぎご報告まで。
 

そばですよ

 

大好きな平松洋子さんの「そばですよ」読了。

 

 

このお方の食いしん坊ぶりは、どの本を読んでもうっとりします。

 

東京の立ちそば26店のそれぞれの物語。

 

この本を片手に掲載された店を巡ろうなんて野暮なことは僕はしない。

 

立ちそばというスタイルをあえて選んだ個人事業主の店には、やはりいろいろな歴史があり思いを含めたドラマがある。

 

そして、自分にとっての立ちそばを再考してみる。

 

あ、敢えて「食い」を抜いた表現に平松さんの愛を感じるのだ。

 

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浪人時代まで埼玉の吹上町というところで過ごした僕が、上京する際に食を済ませていたのはほぼ立ちそばだと思う。

 

上京と言っても、立ち寄るのは高崎線で一本、約1時間の上野、秋葉原お茶の水、水道橋(ここで初めてエレキギターを買った)そんなもんじゃなかったかな?

 

それも、年に2、3回であろう。

 

まだ埼京線も開通していなくて、山手線の西側に行ったのは中学の同級生とサンシャイン60ができて、池袋に赤羽線乗り継いでみんなで遊びに行ったくらいしか記憶にない。

 

ぴあもシティ・ロードも存在さえ知らないので、新宿とか池袋とか

 

そういうところでライブを観たり、映画を観たり、という発想がなかった。

 

浪人時代は原宿の代ゼミに通ってたので、まぁそこからいろいろあり、笹塚での一人くらいで激変するのですが(笑)。

 

そんな感じである。

 

東京に出てきても、まずどこで飯を食べていいのかがわからない。

 

中高生が安価で一人飯を済ませる場所が見当たらないのだ。

 

当時はコンビニもない。

 

吉野家とかもそんなにないし(熊谷に吉野家ができたのが高3の時だ)

 

マック?東京のマックなんてハイカラ過ぎて田舎者にはとてもじゃないが入りづらい

 

ラーメン屋も当時は専門店なんかほとんどなかった。

 

ラーメンは街中華屋さん。でもあそこは大人が昼から瓶ビールと餃子っていうイメージで、中高生には敷居が高かった。

 

で、結局立ちそばになる。唯一中高生があんまし悩まなく腹を満たせた場所だ。

 

場所は上野駅構内。

 

13~17番線だったな?とても薄暗い最下層のホームがあって、そこから高崎線の始発が出てたのだが、そこの立ちそば屋ばっかり行ってたな。

 

そこで食いっぱぐれると、帰る前に吹上駅で改札出た左の5人くらいしか入れないところで。

 

そういうところでも勿論常連さんがいて、店の人とのやりとり具合が実は眩しく思えたんだよな(笑)。

 

 

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あの時とは随分捉え方は変わったとは思うけど

 

立ちそばは僕にとってのファストフードかもしれない。

 

滞在してもたかだか10分か15分。

 

でも、そこにはファストフードのチェーン店にはない人情味みたいなのが何故か流れてる気がする。不思議な食べ方である。

 

何かの記事で読んだんだけど

 

蕎麦というのは、江戸時代に高貴な方が食べる本格蕎麦と

 

地方から出稼ぎに来た労働者が、早く腹を満たすぶっかけスタイルに二分化したそうな。

 

どちらも好きだ。

 

どちらも蕎麦だ。

 

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「そばですよ」文中で山口良一さんが語った言葉が腑に落ちたので、勝手ながら引用したい。

 

「立ち食いそばは「しょせん」っていうところがちょうどいいんです。お店の人はそれなりに味のことを考えてらっしゃるでしょうけど、食べる側としては「おいしいもの食いに行くぞ」と構えてない。とりあえずなにか食いたいなっていうスタンスだから」

 

一応、生業の糧として何十年も食に携わった57歳の今の僕は

 

これが一番収まる感じがしてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トースター購入

久しぶりに家電なるものを購入した。
 
アラジンというメーカーの遠赤グラファイトのトースター。
 

ドンキでセール品だった。1万円弱。
 
トースターとしては高額の部類に入るが、これがなかなかの優れもので。
発熱時間はなんと0.2秒!
 

あっという間に温まる。試しに食パンを焼いてみたが、1分ちょいでいい塩梅に。
 
もしかするとデロンギより使い勝手はいいかもしれない。
 
 
とはいえ、普段パンを食べる習慣がない私なのだ。
 
食パン買ったのは10年ぶりかもしれない(笑)。
 
 
ま、餅ですな。
 
冬はグラタンだな。
 

 
 
デザインもなかなか。つまみも超アナログでそこも可愛いのだ。
 
 
アラジンからはグリラーも出ていて、これもまた気になってるのだが。
 
 
こうやって家電にはまっていくんだろうなぁ(笑)。

上野御徒町秋葉原

上野に中華調味料を探しに行ったついでに秋葉原まで歩く。
 
以前に台湾土産で貰った無添加の麻辣醤を探してるのだが、今回も発見できず。
 
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秋葉原近くで、ガード下にレコファンがあるのを発見。
 
枚数が少なそうなブルースコーナーだけサクッと見るか、なんて気持ちでサクッと入ったら
 
 25年間探してたレコードがいとも簡単に出てきましたです(笑)。
 

英エースレコードからのコンピ盤「JAKE PORTER STORY」
 
 
大学時代に付き合ってた彼女から別れたあとも借りっぱなしで、愛聴していたのだが、随分経ってから「返せ」と(笑)。
 
それから四半世紀。常に気にして探していたのだが、出逢うことなく月日は流れ
 
たまたま入ったレコ屋で突然の再開を果たしたのであった。
 
その瞬間、人目をはばからず「ウォー!」って叫んてしまったのだが(笑)
 
 
950円也。レコードは値段ではない。至極のJUMP BLUESが詰まってます。
 
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東京に戻ってきて2ヶ月。
 
ネットで探すより、やはりレコ屋を巡るのは楽しいものである。
 
気がつけば10枚買ってる。
 
アパートにオーディオセットは組んてないので一切聴くことができないのだがね。
 

 
ちなみに右端のホール&オーツのUSオリジナル盤はこれで3枚目(笑)。
 
これまたずっと出てこなかった時期が長いのだが、出始めるとこういう事になる。
 
なにげにオレンジ・カウンティーは嬉しいのですがね。
 
CD再発で聴き始めてから30年以上経つけど、初めてこのアルバムのアナログ盤に出会った。
 
何度もライブをご一緒させて頂いた。
 
これには収録されてないけど「BOOGALOO JOE」はもはや僕らのバンドの持ち歌です。ありがとうございます。
 
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そうそう。
 
御徒町の線路脇を歩いてたら、立ち食い蕎麦屋を発見。
 
「そういえば、カレーが美味い立ち食い蕎麦屋があるってなんかで見たな。ここかな?」
 
 と思い、昼時だったので入店。
 
多分有名であろう「よもだそば」初体験です。
 

インドカレー、これ美味いわ。
 
ちゃんとスパイス使って作ってるし、蕎麦屋ならではの汁で割ってるのが素晴らしくいい塩梅。
 
量も十分だし、これで500円くらいなのだ。年に3回くらいしかカレーを食さない僕はこれで十分かも(笑)。
 
 
頼んだのは「カレーと半たぬき蕎麦」だったのだが、これだと量が多すぎた(でも720円)。
 

カレーに度肝を抜かれて蕎麦の味まで堪能できなかったが
 
そもそもカレーが強すぎるのでしょうがないけど
 
いろいろこだわりがある店みたいなので、改めて蕎麦だけ食べたいな。
 
 
吉祥寺にあったら週2で行くかも(笑)。

収まる

「収まる」というのが、どうやら最近の自分のテーマらしい。
 
60歳を手前にしてようやくわかってきた。遅すぎる(笑)。
 
 
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まずは呑み屋。
 
使い分けが大事で。
 
誰かと呑む時、誰かに逢いたい時、などいろいろ。
 
その中でも結構大事なのが、独りでぼ~っとできるところ
 
ようやく見つけたかな?
 
おつまみが適量で気が利いてて、勿論納得の値段で、ね。
 



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串ものを出す居酒屋さんで、僕の基準は「つくね」です。
 
これが美味いところは良い店だと勝手に決めてる。
 

 
あと、本当は「もつ煮」なんだけど。
 
三多摩区域で納得できるものはないかな?
というか、そんなに呑み歩いてないけどね。
 
 
もつ煮は僕の地元、北関東の食文化なのかもしれない。
 
埼玉の上の方はほぼ群馬文化圏なので、もつ煮は呑み屋以外でも普通にある。豚の白モツだ。
 
その味に慣れているので、三多摩ではどうにも納得いってないかもな。とにかく濃い。豆腐入れて薄めちゃダメなんだよ。
 
これは自分の店でやればいいか(笑)。
 
 
ま、とりあえず一人でゆっくりできる呑み屋は見つかりました。
 
 
そんなに頻繁には行けないけど、1時間ちょっと落ち着ける場所が見つかったのは嬉しいです。
 
 
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あとは珈琲飲めるところ。これがなかなかない。
 
普通の「喫茶店」が本当にない。
 
東小金井のアパートの近辺は皆無。武蔵境もない。三鷹に気になるところあるから行ってみようかな?
 
 
一息つけるところは、チェーンの珈琲屋さんにはどうにもなくてね。
 
ドトールとか安くてそこそこ美味いけど、やっぱりそこで収まらないですよね
 
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吉祥寺では最近は「スクラッチ」。
 
70年代からあるジャズ喫茶の老舗。
 
35年ぶりに愛用してる。タバコ吸えるし。
 
ハッチに言われなかったら忘れてた店だ。
 
 
吉祥寺で好きだった喫茶店は何軒かあるけど、レンガ館の2Fにあった「珈琲家族」っていう物凄く普通の喫茶店が大好きだったんだけど
 
スポーツ紙含む新聞と週刊誌が完璧に揃ってて、サンドウィッチとかナポリタンとかエビピラフとかが普通にある店。
 
「知ってる?」ってこの間ハッチさんに言ったら
 
「勿論、通ってたよ!!!」って(笑)。
 
 
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普段使いできる店がやっぱり大事。
 
スペシャルなものは自分の中では「収まらない」かな。
 
チェーン展開している所を普段使いしてしまうのは
やっぱり好きではないですね。