あすなろ三三七拍子

自分でもびっくりするくらいに、飽きもせず重松清の小説を読み進めている。

 

既に60冊を超えた。

 

それでもまだコンプリートではない(笑)。2/3はいったのかな?

 

大体、テーマは何パターンかの繰り返しなのだが(すみません)、その都度切り口が違ったり、構成が実に多層的だったり

 

全く飽きないですな。多分文体が好みなんだと思う。

 

あとはどんなに悲劇的なストーリーでも、最後は絶望で終わらせないところ。

 

そして物語のその先を読者に余白として与えてくれるところが、氏の「生きるという事」への絶対的な愛を感じるんですよね。

 

そんなわけで、大好きなのであります。こんなにはまるとは思わなかったけど(笑)。

 

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今日読了した「あすなろ三三七拍子」

 

今まででベストだったな。これは何度でも読みたいな。

 

先週読んだ「赤ヘル1975」も相当良かったけど、ね。

 

 

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ドタバタ喜劇が好き。

 

そこに市井の喜怒哀楽があって

 

多分なツッコミどころと、チリチリする切なさ

 

いろんなことひっくるめて人生なんだよな。

 

男はつらいよ」は勿論大好きだけど、全作品まだ観終えてない

 

でも「寺内貫太郎一家」は1&2全部観てるな。

 

・・・・・まぁ、その世界観でしょうね。所詮私の心が異常に動くのは。

 

 

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「あすなろ三三七拍子」

 

旧態依然とした、理不尽極まりない大学の応援団が舞台。

 

そこに中年男性の悲哀やら、「応援」という行為を通して生きていくということのヒントがいろいろあってね。

 

まぁ、読んでのお楽しみだな、こりゃ。

 

この間、相模湖でハッチと話してたけどさ

 

「理不尽」も体験するとそれなりにいいこともあるもんなんだよ。

 

それはそれで妙に説得力があったりする。

 

避けずに一回体験するといいよ(笑)。

 

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母校の大学にそれほど感情移入はないのだけれど

 

神宮球場東京六大学野球の試合を観に行くのは好きだったな。

 

当時の神宮球場は外野に客席がなくて、芝生だったんだよね。500円で入れたかな?

 

一升瓶を持ち込んで、そこで寝っ転がって応援席を眺めてるのが凄く好きだったなぁ。

 

そう。応援団が好きだった。独特な文化だよね、あれは。

 

入りたかった?

 

いや、絶対に嫌だよ。

 

でも入れられちゃったら、無茶苦茶はまってたと思いますね。

 

なんとなくそういう自分が想像できます(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外出

気がついたら2週間、町から出てなかった(笑)。

 

スーパーに買い出し行くだけ。

 

灼熱地獄も終わったみたいだし、台風も過ぎたので久しぶりにサイクリング。

 

いつもの荒川土手を通って、隣町の吉見の道の駅へ。

 

他に行くところはないのか?

 

ない(笑)。

 





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昼飯はそこそこ有名らしい「四方吉うどん」へ。

 

本当は蕎麦食べたかったんだけど、本当に何にもない吉見町にその選択肢はない。

 

 

いわゆる「武蔵野うどん」。太くてコシがあるやつ。

 

久しぶりに食べたけど、やっぱり好みではないなぁ。。。

 

うどんはそこそこ細くて、のど越しが良くて柔らかいのが好きだ。

 

 

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帰り道

 

荒川の土手から見える建造物があって、ずっと気になってたんだけど、どうやら完成したらしい。

 

前からここに看板が出ていてね。

 

なんと、ここにウイスキーの蒸留所を建てるというのだ。で、遂に完成したという訳です。

 

埼玉で蒸留しているウイスキーといえば、かの有名な「イチローズ・モルト」を輩出した秩父ベンチャーウイスキー

 

その元となる羽生の東亜酒造(武州、武蔵)

 

ということで、ここが3つ目となります。

 

無茶苦茶気になるので、帰ってから調べてみた。

 

会社名は「光酒蔵」。

 

CEOはなんとマレーシア人。

 

外資本で大規模展開を図ってるのかと思いきや

 

従業員はCEO含め3人だけ!!

 

なんとも興味をそそられるじゃないですか。

 

こんなにクソ暑いところで、まともなウイスキーが作れるのか?

 

初出荷は2025年を予定してるのだとか。

 

楽しみでしょうがないです。

 

場所は戦国時代にあった小谷城の跡地。

 

・・・・ん?

 

小谷城コヤジョウと読む)????

 

知らんがな。地元でも知らないよ。

 

この蒸留所が初めて取材を受けた記事がありますのでご興味がある方は読んでみてください。

 

http://whiskymag.jp/hikari_01/?fbclid=IwAR1GNd-aT3M49Gp2v5uisNIXHlMhIQJZJbC6rJw96oJ4u62evwazbLADip4

 

 

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帰りは我が母校、吹上高校の横を通る。

 

僕は2期生。1981年入学。

 

25年を経てあっという間に廃校になって、今は定時制高校になってる。

 

40年前に必死になってボールを追いかけたテニスコートを見ちゃってさ、普段やらない自撮りを敢行。

 

ちょっと胸がキュンとなったんだよ(笑)。

 

 

 

 

 

ウララ

嗚呼

 

気がついたらまた大相撲が始まってしまう。

 

9月場所が始まったら、2週間の間毎日2時間半テレビの前に釘付けになってしまう。

 

相撲観戦を口実にまた働かないのだ。大丈夫か、俺は(笑)。

 

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石浦っていう力士が好きで、最近は怪我でどんどん番付が下がってしまい(現在幕下10枚目)

 

それを確認するため、相撲協会の番付表をボケ~っと見てる時に出会ってしまった。

 

あまりにも顔にしまりがない力士

 

その名は森麗(もりうらら)。

 

 

僕が知らなかっただけで、相撲通にはかなり有名、らしい。

 

現在序の口6枚目。最高位は序二段56枚目。。。。

 

弱すぎるので、何度かテレビでも紹介された、らしい。

 

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現在35歳。大嶽部屋所属。

 

中学を卒業して大鵬部屋に入門。だから20年この世界に居る。

 

38場所連続負け越しという昭和以降のワースト記録を持っている。

 

しこ名は高知の地方競馬で1勝もできなかったあの「ハルウララ」にあやかったそうで。

 

昭和の名横綱大鵬の元弟子としては最後の現役力士。

 

何度も師匠から引退勧告をされたらしいのだが、

 

その度に「辞めたくない」と涙ながらに訴えた相撲愛に満ちた人、らしい。

 

今売り出し中の大鵬の孫、王鵬が小学生時代に相撲をとったら負けた、らしい。

 

 

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とまぁ、Wikipediaだけでもこれだけの情報が得れたら興味が増しますわな。

 

で、いろいろネットで調べてみる。

 

森麗、めちゃくちゃ愛されてるんだよな。

 

部屋の連中にも、もちろん相撲好きにも。

 

ちゃんと居場所が確保されてるんだよ。それは凄いことだよ。

 

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勝ち負けと違うところで存在するものがあるんですよ、スポーツは。

 

僕はサッカー好きで、大宮アルディージャのサポーターなのだが

 

近年は酷い有様でね。今年もJ3降格ギリギリの戦いを強いられているのだが

 

勿論、今のフロントとかには思い切り文句はあるんだけど、下のカテゴリーに行こうともサポートする気持ちは変わらないんだよね。

 

そういうのって「強いから好きになった」っていう人にはわかんない感覚なんだろうけど

 

負け続けてるからこその1勝の喜びたるや、ね(笑)。

 

僕の年代だとV9時代の巨人ファンね。こういう人たちとはとにかく話が合わない。

 

でも今の様をみるとそれも可哀想か。

 

ようやく俺たちの気持ちがわかったか。遅いんだよ。ざまあみろ(笑)。

 

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そのカテゴリーごとにいろんなドラマがある。

 

それがまた面白いし、ますますその競技の魅力に引き込まれるんだよな。

 

去年24歳で引退した服部桜。90キロにも満たないガリガリな身体で残した成績は

 

3勝238敗。

 

でもその3つの勝ち星のどれかを見届けることができた人は忘れることができないだろうな。

 

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大相撲の世界は奥が深い。

 

力士だけじゃなくて、行司、世話人、呼出などなど知らないことだらけ。

 

とにかくマニアックに物事を突き詰めてしまう癖がある僕としてはちょっと怖いのだ(笑)。

 

森麗の取り組みをナマで一度は観たいな、と調べたら

 

序の口の取り組み時間は朝の8時35分からだそうで。。。。

 

 

でも15日間、朝から9時間ほど毎日あそこで過ごす人って絶対何人もいるんでしょうねぇ。

 

大宮駅前の大衆酒場「いずみや」で開店からバッチリ呑んだくれてる年金生活者のおじちゃんと変わらないなぁ。。。。。

 

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ABEMAに入ると全取り組みがネットで観れるらしい。

 

そこで午前中の取り組みに僕が映ってたら

 

「嗚呼、遂に世捨て人になったな」

 

と思ってください(笑)。

 

 

*写真は全てネット上からお借りしております。ご了承くださいませ。

 

*森麗や服部桜の取り組みはYouTubeにいくつかアップされてますので、是非ともご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

POPEYE

雑誌「POPEYE」を買った。

 

学生時代以来、35年ぶりか?

 

いや、バブル絶頂期の僕の大学生時代なんて、この雑誌は「イタ飯」とか「DCブランド」とかに特化してたはずだから、かけ離れた生活をしていた僕が買う訳がなく

 

だから、もしかしたら初めてかもしれない。

 

なんで買ったかというと、知り合いが何人か出ていたから。

 

最初は立ち読みで済まそうと思ったんだけど、文字のフォントが小さすぎて、その場で読めなかったんだよね。

 

これは「作戦」なのかもしれないな(笑)。

 

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Magazine for City Boys」と書いてあるんだが、最近のポパイはそういうコンセプトらしい。

 

今回の特集も「シティ・ボーイ、はじめて1人でバーに行く」

 

そうか。「シティ・ポップ」といい、今はシティ」がトレンドなのか。。。。

 

気持ち悪いな。

 

時代は巡るというが、まさか80年代が戻ってくるとは思わなかったよな。

 

Tシャツ・インとかリアルな体験をした(やってた)バブル時代の自分には耐えられないけど。

 

まぁでも、若者がそれがヒップだと思うのは否定するつもりもないし(どうやらK-POPの影響らしいが)

 

まぁ、いいか。目くじら立てる問題じゃないわな(笑)。

 

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で、雑誌の内容。

 

お酒の知識に関しては、かなり高レベルで網羅している。

 

僕が生活の糧としていたバーテンダー(?:お酒を提供する人)20年の経験は、

 

カクテル、リキュール、ウイスキー、ラム、そしてグラスの選び方まで

 

この雑誌に大体満遍なく紹介されてます。

 

でもね。

 

「外で呑む」っていうのは酒の知識じゃないからね。

 

そういうのは後付けです。なくてもいいくらい。

 

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まぁ、若いうちは恥をかいてくださいよ。沢山ね。

 

カウンターの中の人間は、物凄く冷静に人物観察してます。

 

一発でわかるよ、その人となりが(笑)。

 

背伸びしようとしてる若者には結構寛大ですよ。自分もそうだったからね。

 

で、失敗する。間違いをどうやって本人に気づかせてあげるかがそのバーテンダーの腕の見せ所かもしれないな。

 

勿論、気がつかない奴も沢山いるし

 

こちらも相手のことを想い図れなくて理不尽なお別れをしたことも沢山ある。

 

お互い勉強の場所かもしれないな、呑み屋って。

 

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お店が100軒あったら、100通りのお店のルール(やりかた?)があって

 

それがあなたに合うかどうかなので、万が一無碍にされてもそれほど問題ではないです。行かなければいいだけ。

 

でも、その店になにか引っかかるものがあったら、是非とも何度か足を運んでみてください。

 

上手くいけば縦の関係(お店とあなた)だけじゃなくて横の関係(常連さんたち)もできます。

 

そうするといろいろ広がるよ、人生が。

 

それが呑み屋の、カウンターの醍醐味だな。

 

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独り呑みを始めたのは25,6歳かな?

 

勿論、数えきれないくらいの失敗を重ねております。

 

29歳で自分の店を持って、カウンターの中の人間になったけど

 

たいした経験ないからさ。毎日が戦いですよ。何が正解なのか、まったくわかんないからね。まぁ、これからもそうだろうけど。

 

でもいいお客さんに恵まれたんだよな。今思うと本当にそう思うよ。あんな面倒くさい店にわざわざ来てくれたお客さんに育てられたんだよね。

 

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ずっとカウンターの中にいると、わかんなくなっちゃうことが沢山出てきて。

 

だから店を辞めて「外の世界」を見ることができた6年は貴重な体験です。

 

僕の人生は「カウンター」なんですよ(笑)。

 

そこが自分の居場所。

 

長年店を継続している方々には尊敬しかない。

 

でも外に飛び出した自分は「プラスα」を頂いたわけだから、世の中に還元しないと。

 

いい店、できる気がするんだよね(笑)。

 

あとは物件だけ。もう1年半探してるんだからさ、そろそろ、ねぇ。。。。。

 

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56歳か。いい歳になったなぁ。

 

酒を通していろんな人と繋がることができた。

 

いろんな人生の先輩の背中を見てきた。

 

カッコいいなぁ、そういう人になりたいなっていうのがあってね。

 

その空間に同化してて置物のような呑み方してる人。

 

寺内貫太郎一家」で篠ひろ子が営む居酒屋のカウンターの一番左隅で、

黙って徳利酒をたしなむ横尾忠則まではいっちゃいけない

 

手前くらいな粋人(笑)。

 

あれを完全にオマージュしてた「深夜食堂」のオダギリジョーじゃダメなんだよな。

 

・・・・こんなこと考えてる時点で呑んべえ失格だな・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミー

考えてみたら、実に不思議な2ヶ月間だった。

 

幻だったんだろうか?って思ったり。

 

でも、それは現実なはずで

 

僕の2ヶ月はほぼそれにかかりっきりで

 

そう、そいつは突然現れたんだ。

 

 

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畑や田んぼが多いうちの周辺には現在10匹くらいの野良猫が生息していて

 

周辺の何件かの農家はエサをあげてたりする

 

うちの庭もいろんな猫の通り道

 

野良猫の顔も大体覚えるもんだ。

 

おーい、元気でやってるか?

 

そんな感じでつきあってきた。

 

出汁を取り終えた煮干しは、野良猫のご褒美に外に出してあげてたので、それで通り道になったのかも。

 

東京にいるときに僕も猫飼ってたのでね。大好きなんですよ、猫。

 

そんな感じで野良猫とつきあってきた。自分なりに、ね。

 

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6月の頭だろうか

 

見慣れない子猫がうちの庭にやってきた

 

生後3ヶ月くらいの黒猫

 

周囲に黒いのはいなかったから「あれっ?」って。

 

近づいても触ろうとしなければ別に逃げるわけでもなく、こっち向いてミャーミャーと

 

それが10日ほど続いた。

 

ある日、ゲリラ豪雨が来るということで、その小さな黒猫の事を思い出した。

 

「さすがに逃げ場がないときついだろうな」と

 

庭にある物置の引き戸を少し開けておいたのだ。使ってない毛布を中に入れて。

 

豪雨が去った翌日の朝、玄関を開けて庭に出てみると

 

物置のその隙間から、小さな黒い塊が勢いよく飛び出してきた。

 

こっちを見据えながら「ミャーミャーミャー」と甲高い声。

 

しょうがないよ。迷わずエサを買いに行ったよ。

 

それが始まりだ。

 

 

 

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お腹がすくとふらっと現れてミャーミャー

 

満腹になるとどこかへ散歩

 

そのうち、庭でくつろぐことが多くなった。

 

毛づくろいとか、お腹だしてゴロゴロしてたり

 

ある日気がついた。

 

「乳首出てきて、張ってないか?」

 

メスだった。

 

ネットで色々調べたが、結論としては妊娠している可能性が高い、と。

 

ちなみに猫は物凄く繁殖力が高い動物で、妊娠から出産までは約2ヶ月だそうで。

 

 

********

 

どうするかは置いといて、とりあえずは動物病院に連れて行かなければ。

 

しかし、こいつは野良猫なのである。

 

その時点で一切身体に触れさせてくれないのだ。手を伸ばすとさっと逃げてしまう。

 

地道な戦い。餌をあげるタイミングでちょっとづつ触れ合った。

 

絶対に止めとこうと思ってた家の中にも入れるようにした。

 

黒猫を抱きかかえられるようになるのに2週間以上。

 

その間にも目に見えてお腹は大きくなって、乳首はますますピンク色になっていったのであるが。。。

 

 

*********

 

ようやく近所の動物病院に連れていけたのは7月の後半。

 

野良猫との向き合い方をいろいろご指導して頂いた。

 

その後、近所で猫に餌をあげてる家にもご挨拶に行った。

 

その家の飼い猫だったら嫌だったので、ね。

 

*********

 

ご挨拶にいった餌をあげている家では、できる限りは自費で避妊手術はしてるのだが「間に合わない」場合

 

「行政の指示」に従っているそうだ。

 

まぁ「殺処分」です。

 

「だって無理だよ。増え過ぎちゃうんだからさ。面倒見れる、あんた?」

 

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ここではこの問題について詳しくは書かないけど

 

地方自治体によって野良犬野良猫への対応は様々である。

 

埼玉県は相当遅れてるって言わざるを得ないかな。

 

調べればすぐわかるから、興味がある方は是非いろいろ検索してみてください。

 

こういう身近な問題に対してどういう対応をしているのかが本来の「政治」なんだよって

 

最近凄く思ってます。

 

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とにかくだ。

 

気持ちは固まった。

 

殺処分はさせない。ここで生ませる。母子ともにまずは命を守る。

 

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8月2日の深夜。日をまたいで3日の1時くらいかな。

 

居間の雨戸の向こうから声が聞こえた。

 

餌をねだるいつもとは全然違う訴えるような鳴き声

 

これはただ事じゃない、と急いで玄関を開けて彼女を迎え入れた。

 

餌を食べ、水を飲み

 

いつもならそれで落ち着くのだが、その後彼女は家の中のあらゆる場所をうろうろし始めた。

 

約3時間。多分、産む場所を探していたのだろう。

 

かとおもうと近寄ってきて僕の指を舐めまわしたり、甘噛みしたり。普段やらない行為だ。

 

覚悟はできていた。気に入った場所で生ませようと思ってた。

 

朝の4時くらいだろうか。彼女は玄関で外に向かって鳴き続けた。

 

玄関の引き戸を開けると、暗闇に消えていきそのまま戻ってこなかった。

 

*********

 

軽く寝てから朝、外に出た。

 

いつもは玄関を開けると餌欲しさにすっ飛んでくるのだが、その日は結局姿を現さなかった。

 

どこか居心地のいい場所を探して無事に出産してますように。。。。

 

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8月4日

 

朝起きて、いつものように玄関を開けた。

 

すると

 

いつものように、小さな黒い塊が飛び出してきた。

 

ミャーミャーミャー

 

物凄い勢いで餌を食べ始めた彼女はゴロゴロと僕に甘えてきて

 

それに飽きると屋根に上って毛づくろいしたり

 

でも物凄くスリムな体形になっていて身軽に飛び回ってるのだ。

 

え?産んだの??それとも丸一日餌を食べなかったから痩せたの??

 

一通り遊び終えると、彼女は家の裏に向かっていって

 

空き家になってる隣の家の空調機の隙間の草むらに潜り込んだのだ。

 

恐る恐るそこを覗き込んでみると

 

そこには、か細い声で鳴く5匹の子猫と、それを大事そうに抱え込む彼女がいたんだよ。

 

なんだか不思議と涙が出てきちゃってね。。。。。

 

 

 

*********

 

子猫が乳離れするのはおよそ1ヶ月ちょい。大体2週間で目を開けるようになって、そこからはウロウロと動き出すらしい。

 

野外は危険がいっぱいだ。カラス、車、考え方が違う隣人。

 

子猫は里親を探すつもりだった。

 

親猫は乳離れしてから避妊させて、今考えられるのはそこまで。

 

僕が飼えればいいのだが、今の埼玉の環境下にずっといる訳でもなく

 

店を再開したら、ほぼ寝るだけに帰る狭いアパートに野良猫出身を居させるのは彼女にとって幸せなんだろうか?

 

そこがずっと引っ掛かってた。

 

何人かの友達に里親相談をした。

 

以前飼っていた、大好きだった黒猫オサム君を世話してくれたトリマーのM女史が、保護活動をしている動物病院の先生を紹介してくれた。

 

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8月11日

 

親猫を含む計6匹を先生に保護して頂いた。

 

子猫はともかく、あんなにキャリーバックに入るのをおびえてた彼女が

 

ビックリするほどすんなりと入ったんだよね。

 

野良猫が保護されて、今まで好き勝手やってた奴が屋内で大丈夫なんだろうか?

 

でも、その後先生から送ってもらった写真の彼女は

 

僕が見たこともないくらいな、とてもリラックスしてストレスフリーな表情なんだよ。

 

あいつ、僕の前に出てきてからこうなるのわかってたのかもしれないな。

 

腹立つな(笑)。

 

 

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これが僕のこの2ヶ月間で起きた一番の出来事。

 

ほぼこれ。

 

保護してもらうまで、子猫5匹の命を繋げることができてホッとしてる。

 

今でも朝起きて彼女の姿を探してしまう。

 

いわゆる「ロス」なのだが(笑)

 

それも僕の問題なのでね。時間と共に超えていかなければならないことだけ。

 

彼女のファミリーが、とにかく穏やかにこれからを過ごしてもらいたい。

 

それだけです。天から与えられた人生(猫生か)を全うしてね。

 

 

相談に乗ってくれたM、保護して頂いたH先生

 

本当にありがとうございました。そしてよろしくお願いいたします!!

 

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地元の動物病院に連れて行くとき、問診票に記入しなければならないので

 

「ミー」と名付けた。

 

たった2ヶ月だけだったけど

 

家族だったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お墓参り

うちのお墓は横浜にある。

 

石川町の駅から坂を上り、フェリス女学院とは逆側の下町風情が残る山元町の一角だ。

 

とにかく坂がキツイところで、そこそこ高齢な両親に任せるのもなにかな、と

 

最近は僕が行くようにしている。まぁ、無職で暇だというのもあるが(笑)。

 

*******

 

埼玉から1時間半ほどかけて石川町に到着。まずは珈琲で一服。

 

駅そばの純喫茶「モデル」へ。いつ行ってもやってなくて、今回3回目にしてようやく入ることができた。

 

 

昨今は「純喫茶」ブームみたいだが、そういうのを抜きにして地元の人が普段使いしている場所はやはり居心地がいいものである。

 

珈琲も「コーヒー」一択。豆の種類もブレンドもなし。

 

でもちょいとストロングな味は実に好みで、ここは必ず寄りたいところになった。

 

 

*******

 

 

坂を上る。約30分。汗だく。。。

 

でも横浜の気温は31℃。熊谷より5℃も低い(笑)。

 

汗はかくけど全然歩けます。問題なし。

 

熊谷の昼はまず歩けません。

 

日差しが痛いし、体温が上がり過ぎてめまいがする。

 

比較的まだ動けるであろう午前10時から自転車で1時間ほど食材の買い出ししても

 

帰ってから2時間は動けなくなる。毎日その繰り返し。

 

人が住んじゃいけない場所になってるのかもな(涙)。

 

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お墓参りを済ませ、坂を下って昼飯を食べに中華街へ。

 

横浜なんて、お墓があるということしか縁がない場所なのだが(勿論、住んだことはない)

 

せっかくなのでもっと街の事知りたいな、というのが最近の流れです。

 

お墓参りを機にこれが最大の楽しみとなっております。

 

横浜に慣れてきたら、野毛とかで呑んだくれたいけどね(笑)。

 

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今回目指したのは昭和44年創業、横浜中華街にあって唯一チャンポンを提供する「長崎屋」さん。

 

ここはなんと「探偵物語」のロケ時に松田優作、というか「工藤ちゃん」が足げく通った店だそうで。

 

これは行かねば!!と思い店の前まで来たのだが、なんと月曜定休日。。。。

 

詰め甘いな、俺。

 

9月のお彼岸には必ずや。

 

********

 

気持ちを切り替えて、前から気になってた昭和31年創業の広東料理「海南飯店」へ。

 

レモンサワー×2、単品シュウマイ&ネギそばセット(サラダ、半チャーハン、ネギそば、春巻き、ザーサイ、シュウマイ、杏仁豆腐)で2500円也。

 

 

とても優しい味付けで(化学調味料無添加)大満足&お腹いっぱい。

 

でも、中華はやっぱり4,5人で行っていろいろ頼んでちょっとづつつまみたいなぁ

 

ホントはね(笑)。

 

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中華街は若い人たちでいっぱい。

 

でも海南飯店の中国人のおばちゃんが嘆いてたよ。

 

若い子たちは店に入ってこないんだってさ。

 

お盆やお彼岸の時期は、通常は家族親族でお墓参りの後は大宴会というのが常だったんだけど、コロナ過でそれもなくなり

 

未だに厳しい状況は変わらないって。

 

確かによく観察してみると、若い子たちは肉まんとかの「食べ歩き」がメインで

 

あと凄いのが「占い」ね。

 

行列ができてる所を見ると大体が占い。

 

なんか昔の竹下通りみたいだったなぁ。

 

「テナント募集」物件も、裏通りはかなりの数だった。

 

まだまだかかるんだろうな。。。不況は続く。

 

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話しは戻るが

 

「長崎ちゃんぽん」なるもの。

 

埼玉県民の僕が最初に食したのは中学生の時だろうか?

 

中学の時、真っ赤ないすゞ117クーペを乗りこなす寺尾先生という方がいて

 

その先生が推してたのが、当時熊谷にできた長崎ちゃんぽん&皿うどんを提供する「むさしや」だったのだ。

 

特に先生は皿うどんが大好きで

 

僕もうどんに酢をかけるという行為にいたく衝撃を受けたものだった(笑)。

 

記憶をたどる限り、僕は「リンガーハット」に行ったことがないので、長崎ちゃんぽんはむさしやでしか食べたことがない。

 

40年食べてないのだ。

 

日清のシーフードヌードルはちゃんぽんに近いのか?

 

それさえも20年くらい食してないけど。

 

皿うどんはアレンジしまくって、すっかり自分のレパートリーですが。

 

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店の常連さんに長崎出身のMさんという方がいて、

 

その豊かな食文化について散々聞かされてきている。

 

呑めば呑むほど、美味そうに語れる人でね(笑)。

 

一口餃子を語る彼の饒舌さはいつも涎ものでしたな。

 

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現地に行かないとその基準がわかんないんだよな。

 

大昔に福島は喜多方の名店「坂内食堂」で食した中華そばは、新宿で食べるそれとはまったくの別物だった(多分、水なんだろう)。

 

この間、福岡を旅した時

 

ザブケン&黒ちゃんに食べさせてもらった久留米&博多の豚骨ラーメン

 

とても美味かった。あれが自分の基準として成り立った。

 

関東で豚骨ラーメンを食することは非常に少ないけど

 

ありがたいことです。

 

中華街の長崎屋が美味いのかどうかわかんないけどさ

 

長崎に行ってみたいなぁ~

 

ちゃんとしたちゃんぽん食べてみたい。

 

でも、福岡の「ウエスト」と同じように、まずはリンガーハット経験はしておいたほうがいいのかな?

 

Mさんが帰省するときに便乗したいな(笑)。

 

 

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せっかく上京したので(笑)、中華街で豚まんを買い込んで暑中見舞いにginjinスタジオ福岡史朗宅へ。

 

横浜から池袋まで一直線で行けるんだねー。現行の路線、まったく把握できないくらい変わってるんですね。

 

2,3時間ほど与太話。

 

お互いの現状報告

 

政治、宗教、選挙、戦争の話

 

まぁそうなりますわな

 

でも最後はビートルズの話だからね

 

*史朗君のTwitterから写真拝借

 

 

 

多分だが

 

未来は明るいんだよ

 

持ち続けなくちゃいけないものと捨ててしまっていいもの

 

歳をとって最近はその見極めがちょっと見えてきたかな。

 

自分次第で

 

どうにでもなるよね、絶対に、ね。

 

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帰り道に見た池袋の高層マンション

 

1時間後にたどり着いた我が街吹上駅から見えるお月様

 

どちらも「幻想的」という言葉でくくられるかもしれないが

 

どっちにせよ何となく「苦笑い」してる自分がいる。

 

両方とも綺麗な景色ですけどね。

 

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そういえば

 

ずっと気になってた東池袋駅の地下から上がったところにある「サン浜名」

 

このカオス感(笑)。

 

実はちょっと前の「モヤモヤさまぁ~ず」で紹介されてて

1階が割烹居酒屋、2階が中華らしい

 

番組では中華の方を訪ねていたが、どうやら絶品だそうで

 

次回はここでダラダラと呑んでみたいですな。

 

勿論1階と2階をはしごしてね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月2日 38.9℃

8月2日。
 
本日、熊谷の予想気温は41℃。
 
 
「こりゃ無理だわ」と、昨日呑みながら考えた作戦を実行した。
 
お金をかけずにガンガン冷房が効いた場所にいること。
 
そう、それは電車の中です。
 
 
学生時代
 
風呂、トイレなし。勿論クーラーも。笹塚6畳一間ゆたか荘203号室の夏の生活を呑みながら思い出したのだ。
 
暑さで寝苦しくて、朝方にもうどうにもならないと笹塚駅から京王線乗って新宿まで行ってね。
 
で、山手線グルグル2周ほど(笑)。勿論通勤ラッシュ前に終了。
 
56歳の今、またやるとは思わなかったが。。。。
 
 
まぁ、暑さとの死活問題なのでね。
 
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ということで、比較的まだ動ける午前11時前に行動開始。
 
文庫本2冊とミネラル水持ってGO。
 
目的は電車の中に居座るということなので、別にどこでもいいのだが
 
絶対に空いてる高崎線下り方面へ。
 
案の定、貸し切り状態。実に快適。
 

高崎から乗り換えて長野方面へ。
 
 
小諸辺りで蕎麦食べようと信越本線に乗ったのだが、噂に聞いていた通り横川どまり。
 
横川~軽井沢は廃線。高崎からは在来線では長野に行けず。新幹線のみ。
 

 
確か、長野五輪用の開発で西武の堤さんとか利権で絡んでとんでもないことになってたんだよな、というのを思い出した。
 
ちょっと調べてみたら、信越本線はJRと第3セクターが入り乱れてて
 
こりゃ沿線沿いの人達は振り回されて大変だろうなぁ、と。
 
 
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せっかく横川まで来たのだから
 
食すのは勿論
 
荻野屋の「峠の釜めし」ですな。
 
 
多分45年ぶりくらいに食べたよ。
 

味?
 
まぁ、特にはないですけど(笑)。だるま弁当と一緒で「安定」の味ですわ。
 
 
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帰り。
 
 
どれだけ暑いのか、と思って熊谷で途中下車。
 
そしたら駅構内が大騒ぎになってる。
 



なんでも黒いビニール袋に包まれた不審物が二つ見つかったらしく
 
パトカーやら消防車が出動してて
 
そこに多くのテレビ局取材班が殺到してて凄いことになってた。
 
 
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恐らく、この日に「日本一の暑さ」を更新するかもしれない熊谷に張り込みしてたんだろうな、取材班は。
 
そこに不審物。
 
そりゃ大変だ。
 
 
でも結局
 
不審物の中身は「ほうき」
 
 
しかも最高気温は同じ埼玉の越谷市(39・5℃)
 
踏んだり蹴ったり(笑)。
 
取材班ってホント大変だなぁ。。。。。
 
 
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疲れたので「ゼ」で白ワインを少々。
 
おつまみは「ディアボラ風チキンソテー」を。
 
ちょっと前に吉祥寺でゼのマイスター、ハッチさん&イノトモで初「ゼ」体験したのです。
 
そこでのハッチさんお勧めメニュー。
 

でもなぁ
 
まだハッチみたいに上手くカッティングできないや(笑)。
 
これもまた修業が必要ですな。。。。
 
 
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急に思いついた6時間ほどのショート旅。
 
意外と楽しかったな。
 
こんなのもこの時期にしかできないからね。
 
 
また突然やってみようかね。