FANIAがきたー!!!

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人生で初めて「RIMIX」なる雑誌を買った。
 
おそらくだがクラブ系DJ御用達の雑誌なんだろうけどね。
 
2007年5月号を古本で。
 
 
目的は「特集NYラテン伝説」を読みたかったことです。
 
 
ファッツドミノやエンケンさんがいなくなり大変だったのだが、実はこの1か月くらいのマイ・ブームは「サルサ」なのです。
 
というか埼玉に帰ってきてやたらとラテン音楽が恋しくなってる。何故だ?(笑)
 
 
ラテン音楽のレコードはそこそこ収集してたのだけれど、結構カリブ系のものが多くて
 
アメリカものだとブーガルーにコレクションが偏ってたりする。
 
 
そうなんです。ラテン好きの日本人の王道、ニューヨークのFANIAレーベルの音源を実はあんまし持っていない。
 
 
で、今無性に聴きたいのがその辺り。
 
ニューヨークでもまれた雑多で背伸びしてる都会の音を聴きたいのです。
 
 
なんだか妙に心に響いてて、
 
聴きたい欲がむずむずとしてる。
 
 
仕事中もずーーっと大好きなエクトル・ラヴォーの「カンタンテ」を口ずさんでる始末です。
 
 
そのレーベルの音を集中的に聴きたくなるってなんだか大学の時に戻ったみたい。
 
そうやって音楽の深みを学んできた。
 
久しぶりの感覚です。
 
 
でも、昔みたいに「爆買い」はできない金銭状態なので(涙)
 
ゆっくり、そしてじっくりと一枚のアルバムを堪能していきたいと思います。
 
 
中学の時、小遣いは一か月3000円だったのだけれどさ
 
もらった途端に吹上町にある小さなレコード屋へ駈け込んで日本盤のビートルズのレコードを買ってね。
 
東芝から出してたそのレコードは一枚2500円だったんだよね。
 
だから一か月は残りの500円で暮らしてた。よくそんな暮らしができたのか今から思うと不可解だが
 
 
そのレコードをずーっと聴いてたなぁ。だから細かい音まで身体に染みついてるんだよね。
 
 
あのワクワク感はまだ消えてない
 
そんな気がする。
 
 
70年代にニューヨークに住むプエルトリコ系移民を中心に育ってまたカリブ海に拡散された都会の音楽「サルサ」。
 
 
その中心的な役割を果たした「ファニア」というレーベルの音をしばらくは堪能したいと思います。
 
 
 
この歳になってもまだ知らない音に出会えるって幸せですよ。
 
 
そしてそのきっかけを与えてくれたのは昔買ったレコード達。
 
その時は「もう聴かないだろうな」って手放しちゃったレコードも多々あるけど、
 
やっぱり取っておいた方がいいね。痛感。
 
 
4半世紀前に盛り上がったマイ・ラテン・ブーム。
 
再び到来です!
 
人生わかんないもんだな(笑)