「細野晴臣と彼らの時代」を読んでいて、22年前に購入したレコードの謎が解けた。
それはセニョール・ココナッツという怪しげなオッサンの「EL BAILE ALEMAN(踊るドイツ人)」というもの。
1999年リリース。
当時あったタワーレコード吉祥寺店で目立つところにアナログ盤があったので購入したんだっけ。
ジャケ見てお判りの通り、ラテンのレコードなんですが
なんと曲はドイツのテクノバンド、クラフトワークのカバーなんですよ(笑)。
アホなおっさんいるなぁ、なんて愛聴してましたね、当時。
「ヨーロッパ特急」とか滅茶苦茶カッコいいんです。
グィロとかコンガの音をサンプリングしてループさせてたり
「アウトバーン」も脱力系クンビアでねいいですよー。途中でビーチボーイズになったり。
今結構流行ってる(らしい)エレクトリック・クンビアの先駆けかもしんないな、なんて今聴くと思ったり。
マーティン・デニー風の仕上がりの曲とかもあり、かなり面白がって聴いてました。
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で、そんなことすっかり忘れて(普通にマンボのコーナーに収納してました)
時は22年経ったんです。
思いもかけずこの本の中で再会!!!
「へぇ~~~~!!!!」
でした。
この人、セニョール・ココナッツさんはアトム・ハートというチリ在住のドイツ人で
どうもビル・ラズウェルとかとも交流があって
細野さんとかテイ・トウワとかとも仲が良いらしい。
この辺のアンビエントとかテクノとか
一番興味を持たなかった音楽なのでね(笑)
その辺好きな人は当然知ってたんでしょうねぇ。
22年かかってこのレコードがどういう者なのかがわかりました。
ありがたや。
2006年にはYMOのカバーアルバム出してたみたいで
早速ヤフオクでポチリました。
届くのが楽しみです。
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YMOの「東風」のカバー。かっこいいですわ。