Spotifyを入れてみた

全くのネット音痴である。なので、どんな無料ソフトがあるのかも
よくわかっていない。
 
「何をいまさら」と思われるだろうが
 
先日「spotify」なる音楽ストリーミング・サービスに手を染めてみた。
 
なんと4000万曲以上が入ってるという。
 
凄いね、これ。



 
無料版はシャッフルのみの再生、ということらしいが、
 
PCで聴く分にはアルバムの曲順でそのまま再生してくれる。
 
 
5000円弱支払えば、音源をCD-Rに焼ける変換ソフトも手に入るらしい。
 
古い人間なので、これには良心の呵責があり手を出さなかったが
 
まぁ、すごい時代になったものだ。
 
 
読み漁って、毎日レコード屋に通いつめ、自分にとっての新しい音楽を
必死に探してたインターネットのかけらもない僕らの時代とは、
もう根底から前提が違うというのを改めて実感している。
 
 
それが「良い」「悪い」ではなく、時代の問題だ。
 
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僕の場合の今のところの使い方はこんな感じ。
 
昔みたいになんでもかんでも買ってしまうような環境には今は置かれてないので
 
どのアルバムをオークションでゲットしようか、の参考にしている。
 
アルバム一枚、まるまる再生してくれるので、まぁ確かにこれは便利で確実である。
 
 
早速、この間購入した「remixNYラテン伝説」のサルサディスクガイドを
手元にあれこれ聴いてる次第。

イメージ 1

 
 
いろいろミックスしてジャンルごとにランダムに流してくれる機能もあるみたいだが、
基本的に「ながら聴き」をしないのでこれは必要なし。
 
レコードは定位置に座ってそれだけに集中するのが僕の聴き方。
 
あとは酒だけあればいい。
 
 
しかし、である。
 
あらかじめ内容が分かった上で、そのレコードにオーディオセットの前に鎮座して
構えるというのもなぁ。
 
そこには「音質」の良し悪ししかなくなっちゃうのかなって。
 
 
そんなことだけではないのだろうけど。
 
 
新御茶ノ水駅の階段を上がって学校に行く前に毎日ディスク・ユニオンの
新着コーナーを物色し、金華公園で缶ビール片手にジャケットをニヤニヤしながら
眺めて
 
どんな音がそこに詰まってるのか早く聴きたくて、結局授業も出ずにそのまま
笹塚のアパートにトンボ帰りしてね
 
レコードに針を落とすまでのあのドキドキ感はね
 
今の自分を形成している大事な部分なので
 
 
こういう買い方や聴き方してる俺もどうしたもんかな?
 
なんてもやもやしてるのも事実。
 
 
でも
 
まぁ
 
 
便利だよ。
 
畜生・・・・・。