近況報告45 ワイン祭りに行ってきました!

ようやく本日からGW休みに突入です!!


5日間のお休み。


日々の忙しさから解放され、人間の尊厳を取り戻したいと思います(笑)。


さて、その初日は埼玉は小川町で行われた「小川のワイン祭り」に行ってきました。
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前にも書きましたが、小川町、隣のときがわ町、嵐山あたりは日本有数の有機農業が盛んな所なんです。


これを主催したのが小川にある「武蔵ワイナリー」さん。

「完全無農薬、天然酵母自然発酵」で「小公子」という山葡萄を使ったとにかくこだわりまくったワインを作っています。

代表者の福島さんという方の経歴もとにかく面白いです。

よかったらHPをチェックしてみてくださいね。

http://www.musashiwinery.com/




ただ、ここのワイン、今現在は会員にならないと購入できず、

でもどうしても呑みたかったので、早起きして行ってみた次第です。


今日は風もなく無茶苦茶気持ちのいい晴天で、最高の気候でした。


でね。

最初にお断りしておきますが、楽しすぎて全く写真撮ってません(涙)。


楽しいと撮り忘れちゃうんだよね・・・・。すみません・・・。



まずはワインの前にビール。


小川駅前にある「麦雑穀工房マイクロブルワリー」さんです。


ここもこだわってますなぁ(笑)。

http://www.craft-beer.net/beer.html

味は実に美味かったですよ!!

かなりフルーティーなんですが、嫌味もなくすっきりなお味。


僕は最初にちょっとの量でビールは満足なので、ベストです!!


さていろいろある出店で(もちろんオーガニック系のこだわりの店ばかり)つまみを調達して、早速ワインのテイスティングに入ります。


一応出店してるワイナリーのは全部呑んだんですけど(笑)


一番ツボに入ったのが、大阪のワイナリー「仲村わいん工房」さん。


http://www.nakamura-wine.jp/


ここの「がんこおやじの手作りワイン」という赤は何度も呑んでるんですが(これ、美味いですよ!!)

今回初めて白を頂きました。


「夢あすか」というデラウェア主体のワインです。


デラって「甘い」印象を持たれると思うのですが、僕は国産ワイン用の品種としては相当好きです。


国産の白ワインは、角がなくほのかなまろやかな甘さがあるほうが醤油に絶対合うと思うんですよね。

で、作り手によってすっきりさもちゃんと出してくれる。


これはよかったです!!

思わずおかわりしちゃいましたもん(笑)。


調べてみたらお値段も国産としたらお手頃ですので、何かの機会があったらぜひお試しあれ。



店をやってた時お世話になっていた、調布は仙川のワイン屋さん「CARTA DEI VINI」ならもしかしたらあるかもしれません。


http://carta-dei-vini.com/company/


ここの国産ワインの取り扱い量は半端じゃありません!!


店主の松本さんも「アホか」と思わず言いたくなるほどの知識と情報量を持ち合わせてます。


是非、お立ち寄りを!!



そして、一番の目的だった武蔵ワイナリーさんの「小公子」を。


うん。これは美味い。


何の嫌味も引っかかりもなく、すっ~と喉に染み込みます。

すごく上等な葡萄ジュースと言えばいいのかな?



ずっと喉に入れておきたい感じ。




こりゃ凄い。


いわゆる熟成した赤ワインと楽しみ方は違いますが、


こういう方向性のほうが日本のワインは合ってると思うんですよね。


フランスやイタリア、スペインだって要はその土地の気候や食事にあったものを作った結果が、ああいうものなので


日本独自の発展をしていいんですよね、ワインだって。


日本は醤油と味噌の国です。


それに合うワインは、いまやいくらでもあります。


嬉しいですよ。こういう人たちが居てくれて。


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今回行ってみて、いろんな生産者とお話をしたりして凄く刺激を受けました。


「こだわる」って一見面倒くさいことなのかもしれませんが、


でもこだわらざるを得ないそこまでの譲れない人それぞれの「過程」があるわけで。


僕はそういう人は「信用できる」んですよね。


少なくとも自分に嘘をつかない人生の選択をしたいですんよ。



今、凄く料理を作りたいんです。

あ、毎日自分の食べるものは作ってますけど、そうじゃなくて人に食べてもらえる料理です。


店辞めて1年経って、何がやりたいか最近凄く見えてきました。


その人生での何度目かの夢を実現させるにも、


人同士のネットワーク作りがこれから重要になってくるのかなって思ってます。


いや、今までもずっとそうなんですけどね。


結局は人と人との繋がりからしかなにかは生まれないんだろうなって。



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世の中おかしなことになってきてます。


アベノミクスなるものがなんだかさっぱりわからないのですが、


間違ってることだけは明らかです。


彼が目指していることは、一般市民の誰にもいいことはありません。


今、とりあえず生活できている方々も20年後にはどうにもならなくなる可能性がかなり高まる国へ


彼は無理矢理向かせようとしています。



それはなぜか?


そうすることによって、彼らの身の回りは安泰するから。



我々の事はどうでもいいのです(昔からそうなんだけど、それにしても今は露骨すぎる)。



自民党からはもはや知性も理性も失われしまった。



でも僕らは生きていかなければならない。


だったらどうするのか?


僕が本気で考えてるのは「小さな社会」です。




手に取って触って口にしてわかるもの


人の顔色がわかる距離


支えあう空気が匂う空間




そこには株価も為替も意味をなさない。

だってあんな形のないものは信用できないでしょ?


日本という国が本来存在していた社会体系の単位である正しい「ムラ」をもう一度考えてみること。



そこからもう一度僕らは「再生」するんじゃないのかな?


今やそう考えている人達は少なくないと思うんですけどね。



これ、ヒッピー思想とは全然違いますからね(笑)。


「食べる」という概念は「経済」という枠で捉えると崩壊するんです。


ここでは詳しくは書きませんが、また改めて。

ちゃんと書きたいので。



少なくとも「食」を通して僕と同じような感覚を持っている人が多く居住しているだろう小川町周辺には


今後も足繁く通いそうな気がします、


今日はそんな勇気をもらえた野菜たちで一杯。

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自分の畑で採れまくってる絹さやも加えて、と。

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こんな料理になりました(いつもと変わんないけど)。


塩揉みカブのシラスのせ

カブの葉とお揚げの蒸し煮

絹さやの卵とじ

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いやはや大満足。



明日からはひたすら畑作業。


畝を2本新たに建てて、夏野菜の種を一気に蒔きます。


重労働だぞー。


でも楽しいんだよね(笑)。


頑張ります。


またご報告いたしますー。