近況報告19 昨日の酒のあては「党首討論」でした(笑)。
2週目の仕事が終了し、昨日はボロボロに疲れていながらもやはり呑まないとと思い、いつもの晩酌を敢行(笑)。
日本酒でほろ酔いの晩酌のつまみは、某先輩のfacebookにリンクしてあった6月17日の党首討論であります。
まだ観てなかったので、最高のつまみです。
イヤー面白い。
チャップリンの映画のほうがはるかにわかりやすい。
どうしてこういうことになるのか、さっぱりわからない。
3回見直したが、某首相の喋ることが一つも頭の中に入ってこない。
(すみません。特定の名前を書くと、ネット上でいろいろブロックされるので)
とある国の行政の長である人物に非常に興味がある。
なぜなら、彼の発する言語自体が、日本人として(彼はルーツが違うけどね)まったく理解が出来ないからなのである。
「一体何を言いたいんだろう?
というか、人に自分の考えを伝える時に、もしくは人に自分の考え方を伝えたり説得させるときに、あまりにも稚拙な言語選択なのではないか?
」と。
彼のスピーチを誰が書いてるか、または誰が構成しレクチャーしているか
大体はわかるけど、ここで特定の名前をだすのは止めておきます(調べればすぐわかるよ)。
酔っ払いの僕の頭で理解する術をいろいろ考えてみた。
まずは「彼」の言動を最もわかりにくくする常套句があって
「まさに」と「~の中において」と「その上において」
という口癖ですが。
これをとりあえず聞かないように勤めて、会話を再構築してみたが、
結局は彼らが定めた「武力行使の新3要件」を延々と繰り返してるだけであって、
要は「会話になってない」のであります。
人の質問に答える気がまったくない。
僕も酔っ払って、人に「議論」を挑む時が昔はよくあった。
いわゆる「ディベート」というものだ。
そういう時に一番自分がぶれている人間こそ、同じ言葉を何度も繰り返してしまうのである。
あとは「人の意見を聞き入れるつもりは全くないですよ」ということ。
いわゆる「上から目線」である。
僕も呑んでる席でそんなことをよくやっていて、
次の日の反省たるやとんでもないものでありましたよ。
市井の場所で酒が入っている、ある意味「フリーダム」な状況下「において」反省が付きまとうのですがね(笑)
それがしらふの行政のトップで堂々と行われてるというのが、なんだか凄いなと思いました。
最近、いわゆる「有識者」が本当にやばいと思っていろいろ懸命になってるけど、ようやくっていう感じです。
そのくらいもはやギリギリのところまで追い詰められてる証拠です。
思考や思想としては「彼」はぶれていません。
好きか嫌いかはともかくぶれてはいません。
彼の本も読みましたけど、意志は伝わります(突っ込みどころ満載でしたが)。
でも、ここまでの言語崩壊はなかなかないのではないでしょうか?
ふと、言語学者はどう思ってんのかなと思い、調べてみました。
ありましたよ。当たり前ですよね(笑)。
だっておかしいんだもん。
村上信夫さんのブログに書いてありました。
日本を代表する言語学者、金田一秀穂さんのコメントを紹介しております。
http://ameblo.jp/nobu630/entry-11931020368.html
2014年9月4日の朝日新聞に掲載された文を紹介してます。
以下
「安倍さんの言葉で面白いもの、印象に残るものは、ほとんどない。
国会答弁や記者会見を見ていると、ずっとすれ違ったままでかまわないと思ってるんじゃないか。言葉で人を説得しようという気がないみたい
に見える。
言葉には、描写の言葉と行為の言葉がある。『椅子に座る』は描写の言葉。
「椅子に座ってください」とか「ありがとう」と言うのは、それ自体が行為。
政治の言葉は、約束するとか宣言するとか、基本的には行為としての言語。でも安倍さんは、言葉は飾りのようなもので、行為は別にやればい
いと思ってるんじゃないか。
政治家は、言葉それ自体が行為だと自覚しなくてはいけない。
吉田茂や佐藤栄作はそこがわかっていた。
安倍さんの祖父・岸信介は「私には声なき声が聞こえる」と言って、
安保改定を強行した。善しあしは別として、言葉に重さがあった。
今の政治家は言葉が軽い。
小泉さんあたりから、白か黒かのデジタル的で単純な言葉が増えた。
安倍さんも勇ましい言葉は多い。「まさに」という言葉をよく使う。
スパッ、スパッと言い切っていく。深く考えてないから言い切れる。
考えている人間は、なかなか言い切れない。
その割に失言が目立たないのは、やっぱり言葉が軽いから。
『国民の命を守る』『日本を取り戻す』とか言っておけば文句が出ない。
政治だけでなく、社会全体が耳に快い言葉しか受け付けなくなってしまった。
誰も反対できない言葉だけを言っていればいいという雰囲気になると、
何かあれば一気に流されてしまう。安倍さんは言葉に鈍感すぎる」
考えもしないで口にした言葉は、武器として人の心に突き刺さる。
よく考えて口にした言葉は、楽器のように、人の心に快く伝わる。
さて、皆さんはどう感じますか?
是非50分くらいのこの映像を観てください。
酒は進みますよ。
確実に、ね(笑)。
日本酒でほろ酔いの晩酌のつまみは、某先輩のfacebookにリンクしてあった6月17日の党首討論であります。
まだ観てなかったので、最高のつまみです。
イヤー面白い。
チャップリンの映画のほうがはるかにわかりやすい。
どうしてこういうことになるのか、さっぱりわからない。
3回見直したが、某首相の喋ることが一つも頭の中に入ってこない。
(すみません。特定の名前を書くと、ネット上でいろいろブロックされるので)
とある国の行政の長である人物に非常に興味がある。
なぜなら、彼の発する言語自体が、日本人として(彼はルーツが違うけどね)まったく理解が出来ないからなのである。
「一体何を言いたいんだろう?
というか、人に自分の考えを伝える時に、もしくは人に自分の考え方を伝えたり説得させるときに、あまりにも稚拙な言語選択なのではないか?
」と。
彼のスピーチを誰が書いてるか、または誰が構成しレクチャーしているか
大体はわかるけど、ここで特定の名前をだすのは止めておきます(調べればすぐわかるよ)。
酔っ払いの僕の頭で理解する術をいろいろ考えてみた。
まずは「彼」の言動を最もわかりにくくする常套句があって
「まさに」と「~の中において」と「その上において」
という口癖ですが。
これをとりあえず聞かないように勤めて、会話を再構築してみたが、
結局は彼らが定めた「武力行使の新3要件」を延々と繰り返してるだけであって、
要は「会話になってない」のであります。
人の質問に答える気がまったくない。
僕も酔っ払って、人に「議論」を挑む時が昔はよくあった。
いわゆる「ディベート」というものだ。
そういう時に一番自分がぶれている人間こそ、同じ言葉を何度も繰り返してしまうのである。
あとは「人の意見を聞き入れるつもりは全くないですよ」ということ。
いわゆる「上から目線」である。
僕も呑んでる席でそんなことをよくやっていて、
次の日の反省たるやとんでもないものでありましたよ。
市井の場所で酒が入っている、ある意味「フリーダム」な状況下「において」反省が付きまとうのですがね(笑)
それがしらふの行政のトップで堂々と行われてるというのが、なんだか凄いなと思いました。
最近、いわゆる「有識者」が本当にやばいと思っていろいろ懸命になってるけど、ようやくっていう感じです。
そのくらいもはやギリギリのところまで追い詰められてる証拠です。
思考や思想としては「彼」はぶれていません。
好きか嫌いかはともかくぶれてはいません。
彼の本も読みましたけど、意志は伝わります(突っ込みどころ満載でしたが)。
でも、ここまでの言語崩壊はなかなかないのではないでしょうか?
ふと、言語学者はどう思ってんのかなと思い、調べてみました。
ありましたよ。当たり前ですよね(笑)。
だっておかしいんだもん。
村上信夫さんのブログに書いてありました。
日本を代表する言語学者、金田一秀穂さんのコメントを紹介しております。
http://ameblo.jp/nobu630/entry-11931020368.html
2014年9月4日の朝日新聞に掲載された文を紹介してます。
以下
「安倍さんの言葉で面白いもの、印象に残るものは、ほとんどない。
国会答弁や記者会見を見ていると、ずっとすれ違ったままでかまわないと思ってるんじゃないか。言葉で人を説得しようという気がないみたい
に見える。
言葉には、描写の言葉と行為の言葉がある。『椅子に座る』は描写の言葉。
「椅子に座ってください」とか「ありがとう」と言うのは、それ自体が行為。
政治の言葉は、約束するとか宣言するとか、基本的には行為としての言語。でも安倍さんは、言葉は飾りのようなもので、行為は別にやればい
いと思ってるんじゃないか。
政治家は、言葉それ自体が行為だと自覚しなくてはいけない。
吉田茂や佐藤栄作はそこがわかっていた。
安倍さんの祖父・岸信介は「私には声なき声が聞こえる」と言って、
安保改定を強行した。善しあしは別として、言葉に重さがあった。
今の政治家は言葉が軽い。
小泉さんあたりから、白か黒かのデジタル的で単純な言葉が増えた。
安倍さんも勇ましい言葉は多い。「まさに」という言葉をよく使う。
スパッ、スパッと言い切っていく。深く考えてないから言い切れる。
考えている人間は、なかなか言い切れない。
その割に失言が目立たないのは、やっぱり言葉が軽いから。
『国民の命を守る』『日本を取り戻す』とか言っておけば文句が出ない。
政治だけでなく、社会全体が耳に快い言葉しか受け付けなくなってしまった。
誰も反対できない言葉だけを言っていればいいという雰囲気になると、
何かあれば一気に流されてしまう。安倍さんは言葉に鈍感すぎる」
考えもしないで口にした言葉は、武器として人の心に突き刺さる。
よく考えて口にした言葉は、楽器のように、人の心に快く伝わる。
さて、皆さんはどう感じますか?
是非50分くらいのこの映像を観てください。
酒は進みますよ。
確実に、ね(笑)。