「歴史の真相と、大麻の正体」 内海聡著  三五館  1300円

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久しぶりにこっちを更新します。


最近、ブログに戻ってます(笑)。書くんだったら、文字制限なしにちゃんと書きたいからね。


この人の著書は、結局出るたびに買ってます。


言ってることは凄くよくわかるんだけど、伝え方が物凄く稚拙です。

すぐ人を威嚇します。


まぁ、それほどまでに世の中を嘆いてるっていう気持ちはわかりますけどね。


そして、必ず自分の逃げ道を用意します(笑)。


だけど、言ってることは間違いじゃないんだよね。


なるほどなーって思うことが沢山あります。


この人、僕より年下だから、彼の歳でいきがってた自分の過去も踏まえて上から目線になってるのかな??(苦笑)。



でも、相当「わかってる」人ですよ。


それは確かです。


だから


いつもこの人の本を読むときには


「あ、こういう表現をしちゃいけないんだな」


と自戒をこめながら読んでます。

世の中を憂いている人は、ついついそう流れがちだから。


それは中村とうようさんにも感じたことです。




もっと違う表現方法があるとは


いつも思います。



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さてさて、この本です。


我々の周りに非合法ながら避けられないものとして実際には君臨している

大麻」というものをどう捉えるか。


その半端な擁護者を、彼なりに完全否定するために





古来から、日本人はどういう過程を経て存在しているのか、

そもそも日本人とはなんなのか?


という、とんでもない歴史観を引き出しながら、無茶苦茶な結末へと誘います。


麻と人間のつながりとは?


そんなこと考えたことなかった。





だから、凄く面白い。



僕は大麻はどうでもいいです。


その存在自体、興味がないので。

「酒派」ですから。



でも、彼の怒りの矛先は「大麻擁護論者」をどう落しこめるかにエネルギーを注ぎます。


まぁ、それが面白いんですけど(笑)。


そのための膨大な歴史解釈が最高です。


普通に学校で「勉強」した「通史」の「歴史解釈」以外の発想を持たない人には、多分意味不明で受け入れられないことばっかり書いてあります。


まぁ、普通に言われるところの「陰謀論」ですがね。


でも、今はネットが普及してますから、

GHQ電通の関係とか

田布施システムとか

明治天皇すり替えとか

広島、長崎の原爆人体実験とか



こういう「歴史認識がある」というのは、当たり前だと思うんですけどね。


そんなことも知らない人は

もうちょっと勉強すると面白いですよ。

それをどう感じるかはまた別の問題。



でも、今回の第1章「歴史の真相」は

なかなか読み応えがありますよー。


いわゆる世間が言ってるところの日本を巡る「陰謀論」を、


これほど体系的にわかりやすく表現した文章はないかもしれません。


特に、縄文人から邪馬台国天皇制発生までを

ここまでわかりやすく描いた文章はなかなかないですよ。



縄文から今のアホ安倍さんまで繋げたものはなかなかないので



ある意味、必読かも(笑)。




でも、最終結論は「?」です。

この人の本はいつもそうなんです・・・・・・




まぁ、それもよし。


今の世の中が「なんか理解できないくらい変化があるかもしれない」


と、思ってる人は


読んでも損じゃないと思います・・・・・・・





繰り返し言いますが、この人の威嚇する文章は

だめな人はとことんだめだと思います。


僕は


もう慣れました(笑)。