18日(火) フジヤマ・ママ

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時たま、日本をネタにした唄が世界的ヒットしてしまうこともある。
 
ニッポンポップスの金字塔、キュー・サカモトの「上を向いて歩こう」は、ガイジンが良く知っている日本のものというだけで「SUKIYAKI」とタイトルを変えられ、ビルボードでNO.1ヒットとなった。
 
この曲、いまだにガイジンにカバーされ続けられているから凄いもんだ。
 
そんな間違えた日本解釈のヒット曲のひとつがこれ。
 
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ラッキー・ミリンダ楽団の看板歌手、アーネスティン・アレンの54年のヒット曲「FUJIYAMA MAMA」が入ったフランス・パテのキャピトル音源の復刻盤です。86年発売。
 
この曲は白人女性ロカビリー歌手、ワンダ・ジャクソンの唄で世界的にヒットした。
 
フジヤマ・ママ=セクシー・ダイナマイトと言う意味。
 
「広島や長崎のようにあんたなんてぶっ飛ばしちゃうよ!!」という過激な歌詞であるが(笑)、ワンダさんヴァージョンは日本でも大ヒット。。。。
 
自虐的に楽しんだのか、それとも歌詞がわからないからご当地ソングとして喜んだのか???
 
その辺の当時の感覚はわからない。
 
けど僕は前者のニュアンスかも、ね。
 
「フジヤマ」「ゲイシャ」はやっぱり未だに未知の、というか知るつもりもないアメ公のファー・イーストのステロ・タイプなのですな(笑)。まぁ僕らが大陸の人々を一まとめに「アフリカ人」と言ってしまうのと一緒だ。
 
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細野さんも「はらいそ」でテクノ・ニューオーリンズっぽくこの曲をカバーしている。
 
ジョー・ストラマー兄貴率いるザ・クラッシュも来日公演でこの曲を披露した。
 
女性ゲスト・ヴォーカルはなつかしやあの「パール・ハーバー」!!
 
パール・ハーバーヒロシマナガサキ・・・・・・・日本公演・・・・・・・・・
 
兄貴、ブラック過ぎます(笑)。