何処かで誰かが

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みなさん、元気にやってますか?
 
ようやく音楽ネタに戻ることができました!!
 
一ヶ月かかりました。
 
地震のあと、いろいろありましたし、これからが大変なんですけど
 
日常を粛々と生きることが大事だと
 
こんな状況だから余計に思います。
 
頑張りましょう!
 
 
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何年前だったかなぁ・・・・・
 
阿佐ヶ谷に「暖流」という名店がある。
 
うちの店よりももっと細長い店で、カウンターのみ。朝8時までやっている。
 
割りもの焼酎も大中小と三種類ある。ソーセージとか玉子焼きとか、普通のものが安い値段で朝まで提供される。
 
BGMは端っこの小さなテレビのみ。
 
こういう店が残っている繁華街は健全だと思う。
 
こういう居酒屋で飲むのが大好きだ。
 
 
 
夏だったはずで。
 
その日はテレビの前におっさんが独り座っていて
 
朝方のテレビの番組に釘付けだった。
 
流れていたのは日航ジャンボ機事故から何十年経ったかのニュースで
 
それを観ながらおっさんが鼻唄を歌い始めた。
 
♪上を向いて 歩こうよ 涙がこぼれないように♪
 
「・・・・・・・おい、隣の若いの。おまえは知ってるか、この曲?いい曲だよなぁ・・・・・・
 
・・・・・・今日も頑張るかなぁ・・・・・・」
 
人を元気にする曲ってなんて素晴らしいんだろ。
 
日本人で唯一の全米NO.1ヒット曲、九ちゃんの「上を向いて歩こうSUKIYAKI)」を聴くたびに、朝方のあの場末の居酒屋の風景を思い出す。
 
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なんとも味気ないジャケットの2枚組みCDであるが、
 
なかに詰まっているのは、本当に名曲ばかり。
 
坂本九の「シングル・コレクション」です。98年、東芝EMI発売。
 
しょうもないジャケットの代わりに、中にはこんなものが詰まってます。
 
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当時日本で発売されたシングル盤のジャケットの復刻です。
 
こういうのはコレクターには嬉しい限り(笑)。
 
 
改めて聴くと
 
昭和40年代生まれの僕らでも生活に密着した曲がたくさんある。
 
幸せなら手をたたこう」は幼稚園の時みんなで歌ったし
 
「ジェンカ」はフォーク・ダンスの定番だったし
 
「めぐる糸&仁義礼智忠信考悌」は小学校当時によく観ていたNHK人形劇「南総里見八犬伝」のテーマソングだ。
 
 
飲みに来た若い女の子が、「勉強のチャチャチャ」を聴いて
 
「あ!これ、お父さんがよく唄ってた」って言ってた。
 
 
見上げてごらん夜の星を」「明日があるさ」「涙くんさよなら」は今の時代でもリバイバルしてCM等で流れるし
 
上を向いて歩こう」は僕らの世代ではやっぱりキヨシローの名唱と、
 
ベストヒットUSAでよくかかっていたテイスト・オブ・ハニーのヴァージョン「SUKIYAKI」が心に残っている。
 
 
改めての名曲の数々。そして改めて
 
ホントに唄が上手い!!
 
 
僕の中では「日本のボビー・ダーリン」の九ちゃんが
 
紆余曲折を経て、人を元気にする独自のスタイルを確立し、この世に残してくれた名曲の数々。
 
いやはや本当にイイ曲ばっかりです。
 
 
口ずさめる唄って本当にいい
 
 
今日もガンバルぞ!!
 
 
 
 
<何処かで誰かが> 
 
菅沼定憲:作詞  ダニー飯田:作曲
 
 
 
 
何処かで誰かが 云っていた
 
幸福の国の入り口は
 
ファンキーブルーの人魚のしるし
 
小さな扉についてると
 
だけど だけど
 
誰も知らない 見っけない
 
 
何処かで誰かが 云っていた
 
幸福の夢を持ってくる
 
ファンキーブルーの人魚のしるし
 
何処かに必ずあるんだと
 
だけど だけど
 
誰も知らない 見っけない
 
 
何処かでだれかが 云っていた
 
幸福の国はそこにある
 
ファンキーブルーの人魚のしるし
 
いつでもあなたを待ってると
 
だけど だけど
 
誰も知らない 見っけない