最近の収穫レコード その5
最近買ったレコード その5
DARYL HALL & JOHN OATS
「X-STATIC(邦題:モダン・ポップ)」1979年RCA日本盤。450円。
「PRIVATE EYES」1981年RCA米オリジナル盤。700円。
「H2O」1982年RCA米オリジナル盤。500円。
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何度もブログで書いてるけど
ホール&オーツが大好きなのである(笑)。
フィリー・ソウルの現場でのたたき上げ
これぞブルー・アイド・ソウルの極のひとつ。
どんなにポップで売れ線の曲でもちゃんとそこにはソウル・マナーがあるのですよ。
是非YouTubeで「DARLY'S HOUSE」という番組を観て頂きたい。
近年の充実ぶりがよくわかるよ。
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モダン・ポップはやはり「WAIT FOR ME」か。
大ヒットバンドになる礎はこの曲からかなぁ。PVも「いかにも」というあの時代の匂いがして良いのだ。
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そしてようやくオリジナル盤にたどり着いたプライベート・アイズ。
高校生の時に貸しレコード「友&愛」で借りてカセットで死ぬほど聴いた。
その後、急に聴きなおしたくなって15年くらい前にCD買って。
オリジナル盤は中域のしまりがあってタイトで滅茶苦茶いい音。
レコーディング場所はジミヘンが造ったあの「エレクトリック・レディ・スタジオ」だ。
捨て曲なし。完璧なポップ・アルバムの一つ。
一曲選べと言われたら勿論「I CAN'T GO FOR THAT」
革新的なR&Bだ。この曲がなかったらMJの「ビリー・ジーン」は生まれなかった。何度も言ってるけど(笑)。
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H2Oが一番売れたのかな?というかこれ以降のアルバムは聴いたことないんだけど・・・・。
派手な音は82年の特徴。エンジニアの名前見たらヒュー・パジャムだった。
納得。
スティーブ・リリー・ホワイトと共に「ゲイト・リバーブ・サウンド」を生み出したお方。
ポリスとかXTCもこの人。
最近のクラブ系若者DJの間では、これがクールと捉えられてるという話を聞いたことがある。
時代は巡るというが・・・・ねぇ?(苦笑)。
このアルバムからベースがトム・ウォークに変わるが、安定した中にしゃれたニュアンスが利いていて素晴らしい。「プライベート・アイズ」の有名なPVでこの人が出演してるけど、レコーディングは前ベーシストのジョン・シーグラー。
4,5年前に亡くなったんだけど、もったいないなぁ・・・・。
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この時期のバンドをまとめていたギタリストのG.E.スミスが一番出世したかな?
その後「サタデー・ナイト・ライブ」のホストバンドのバンマスやってた。
ボブ・ディランのデビュー30周年ライブ「BOB'S FES」もこの人がバンマスだった。
派手なプレイはないけど絶対にツボを外さず
かつ印象的なリフを刻む職人肌のギタリストであります。
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そんなわけでホール&オーツは見つけたら買ってる。
なるべくオリジナル盤で集めたいのでまだ10枚に満たないけど。
レコードハンティングの旅は続きますなぁ。