サマー・オブ・ソウル
昨日の夜、急に思い立って
珍しく早起きをして映画を観に行ってきた。
話題の「サマー・オブ・ソウル」です。
ドルビー技術を駆使して音響&映像を高品質化して上映するとのこと。
映像の元ネタが50年前ということもあり、さすがにモノラルで会場全体を取り囲むような音ではなかったが
でもでもどうして、素晴らしい音圧&大音量
かつどの席からも見やすいように設計されたシアターはとにかく居心地が良い。
通常より500円アップだが、音楽映画を観るのにはかなり最高ランクの劇場だと思いました。
ドルビーでこの映画を上映してるのは関東近郊だとここしかないので
ちょっとお勧めです。
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さて、映画は1969年にニューヨークはハーレムで行われた
「HARLEM CULTURAL FESTIVAL」の映像を中心にしたドキュメンタリー。
このフェスの存在自体が完全に抹殺されていたのだが、50年ぶりにフィルムが発掘され、遂に公開となったのだ。
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感想。
素晴らしいに尽きます。
勿論、メインはフェスの演奏シーンなんだけど
当時の時代背景から2021年の今に繋がる
まぁ、いろんなことを考えさせられる映画としての構成力がちょっと凄いです。
ただの音楽映画ではない。
勿論細かいことはここには書きませんが(笑)
1969年当時のブラックアメリカンが置かれた状況を知らない方々でも十分見ごたえのある映画だと思う。
ずっしりときます。
演奏シーンでも5回ほど涙腺が決壊しましたがね(笑)。
ご興味がある方、是非とも。
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ちなみに今回の上映に合わせて「ブルース&ソウル・レコーズ」という雑誌が特集を組んでるが
多分これ、観終わった後に読んだ方がいいと思います。
そっちの方がより理解できるかも。
そのくらい雑誌の方も気合入ってます。
読み終わったらもう一回観るだろうな、この映画は。
未発表映像もまだまだたくさんあるだろうから
DVDも買うだろうなぁ・・・・・