GET YER YA-YA’S OUT!
1970年リリースのライブ盤。
今所有してるのは3枚。
70年UKデッカ・オリジナル盤
同じく70年の日本盤。見開きジャケット。
UKオリジナル盤のミックスバランスが最高です。
とにかくチャーリーのドラムとキースのギターの音がでかいのなんの。
ミックのヴォーカルを聴かせる気配まるでなし。
このバンドの本質なんでしょうね(笑)。
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これを初めて聴いたのは高校2年生の時だな。
当時の地方都市なんてホント情報がなくて。
通勤圏内の埼玉は熊谷でもそうだった。
それ以上に重要だったのは周りの音楽好きな友人。
それと楽器屋を通じて知り合ったパイセン。
一緒にバンドやってたヴォーカルのイイゴンは違う高校に行ってハードロックの洗礼を受けていた。ディープパープルとかMSGとかね。あとはラウドネスか。
僕の高校では様子が違ってて
というか、唯一音楽の話ができたのが信哉で
パンク以降のニュー・ウエイブがメインだったな。
あとは地元のスター(笑)現コレクターズの加藤さんの影響が物凄く大きい。何度も書いてるけどね。
というわけで
僕がひたすら聴いてギターをコピーしてたのは
でもこのレコードだけはずっとコピーしまくってた。
スピーカーの右から出てくるギターね。つまりはキースなんだけど。
左から出てくる流ちょうなミック・テイラーにしびれてたらその後の人生は随分と変わってたんだろうけどね(笑)。
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高校生当時、81~3年でクラシックなロックに出会う機会が僕はほぼなかったんですよ。
クリーム、ジミヘン、オールマン、ゼッペリン等々
まったく知らなかった。。。。
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このアルバムは数あるロックのライブ盤でも名盤のひとつだと思う。
うちの店で昔常連だったブート盤コレクターの人が言ってたけど
やはりミックテイラー時代のライブが一番の人気高額アイテムなんだって。
高校時代に僕が接した唯一のクラッシック・ロックのアルバムがこれなのかもしれないな(笑)。
コードリフとドラムでどんどんバンドを推進させていくところのかっこいい匂いをこのアルバムから感じたんでしょうね。
なので自分でギター弾くとき、未だにソロに関心が向かないという悪影響もこのアルバムかもしれませんが(涙)。
これまた聴き倒したアルバムです。
キースのプレイは間合いの取り方まで全部口ギターで再現できます(笑)。