リー’スクラッチ’ペリーさんまで逝っちまった。
僕がペリーさんのこと語るのはおこがましいのだが。
この人で人生狂わせた人達沢山見てるのでね(笑)。
タイムラインにオレンジ色の怪しいお爺さんの写真が沢山出てきて「?」の方もいるでしょうから
知らない方への基本情報として(というか、自分もここで書いとかないと改めて向かい合うこともなさそうなので)
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なんて言ってる割には一時期はまってた時もあって・・・20年前くらいかなぁ・・・・
「DUB」というレコーディング技術を発展させた人で
ダブっていうのは、レコーディングされた一部分の音を抜いたり、強調したり、エコーかけたり、いろんな音をダビングして
サウンドが絵のキャンパスみたいな感じと言えばいいのか
コラージュと言えばそうだし、サイケデリックと言えばその通りなのだが
まぁ、でもベースにジャマイカ特有のワン・ドロップがあるので
どこまでもダンス・ミュージックではある
そこが世界中の力強いレベル・ミュージックに多大なる影響を与えてるのでありましょう。
ダブという「発想」が凄いのであります。
もう、全然うまく説明できてないけど(苦笑)。
なにかで昔読んだことあるけど
ミュート・ビートの小玉さんが「リー・ペリーはダリ」って言ってて
その通りだとは思います・・・・
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特徴としては(70年代)どこまでも深く沈むドープなベースのサウンドかもしれないなぁ。
背丈ほどのでっかいスピーカーで大音量で聴くと別世界に持っていかれます。
これでみんな低音中毒になって抜け出せなくなってる(笑)。
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レゲエコーナーの整理ついでに関連のレコード引っ張り出したので、順次聴いていこうと思ってます。久しぶりだなぁ・・・内容覚えてないレコードも結構あるな(苦笑)。
とにかく膨大な数のトラックを残してるお方なので全容を捉えるのは僕には無理。
70年代までがメインになるのかな?
お勧め???
わかりません(笑)。
でもあれか。ボブ・マーレィの「AFRICAN HERBSMAN」は聴きやすいかもな。
アイランドから世界デビューする前のリー・ペリーとやった音源集めたやつで。
いわゆる抜き差し手法のダブはやってないんだけど、低音はかなりドープで
物凄くタフでストリート感覚なサウンドが味わえます。ウエィラーズの真骨頂かもしれない。
ジュニア・マーヴィンの「POLICE&THIEVES」も非常にタフ。ゲットーを生き延びた音。
当時英国で大ヒットして、クラッシュもカバーした。
ダブ的アプローチはやっぱり「SUPER APE」なのかな?
忘れてる音源が沢山あるのでこれから聴き進めます。