お客さんは5人。
僕の視界の前には誰もいない。
大画面の「ホームシアター」で隅々まで映画を堪能しました(笑)。
圧倒的な映像の美しさ。
こりゃ絶対映画館で観ないとダメなやつ。
広大なアメリカを僕は南部でしか体験したことないんだけど
この舞台はもうちょっと上の方なので
でも、あの感覚はわかる。
どこまでも続く大地の荘厳さは、人間はちっぽけなものだと思い知らされる。
でもその中でも
みんな自分の「居場所」を探してるんだよな。
探してるというか
「確認」したいのかもしれない。
過去にその場所があったとしても
人は生きていかなきゃいけないし
時は進んでいくもんだ。
滅多に旅はしないけど
風景が動いていくなかで気持ちがニュートラルになる感覚
あの感じ
もしかしたらそれが「居場所」なのかもなって思ってしまったりする。
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ノマド=放浪者
それを支えるのが
まさに現代を象徴するアマゾンの仕事だっていうのは
監督の強烈な皮肉でしょうな。
観てよかった。