NEVILLE-IZATION
ドクター・ジョンが亡くなったのが始まり。
その後、デイブ・バーソロミュー、アート・ネヴィルと訃報が続き、
先月の新橋「ARATETU」でのアラン・トゥーサン追悼イベントDJと(来ていただいた方、ありがとうございました!!)
2019年後半はとにかくニュー・オーリンズ一色で
こんなにまとめて聴いたのは、大学生の時以来かな。30年ぶりだよ。
で、
普段あんまし音楽を聴ける環境に今やいないので
うちの居間には3ヶ月分聴いたレコードがそのままになってるのである。
そろそろ片付けないとね。
でも、もう一度聴きなおしてから棚にしまおうかな、と。
ということで、師走は「聴き直し月間」です(笑)。
まずは1984年発売のネヴィル・ブラザーズのホーム・グランド、プロフェッサー・ロングヘアが作ったライブハウス「ティピティナス」でのライブ盤です。
名作「YELLOW MOON」がリリースされる前はもうこれしか聴いてなかったかもしれないなぁ。
そのくらい聴き倒したレコードです。擦り切れた時のバックアップ用に3枚所有してます(笑)。
当時自分でやってたバンドは、もっと50年代のアーシーな感じを目指してたんだけどね。
ネヴイルスはもっとモダンでハイブリッドな感じで全然参考にならないんだけどさ
でも大好きだったなぁ、当時から。
ライブは何回観たかわかんない。10回以上は確実だな。
日本でも、ニュー・オーリンズでも
観る機会があれば全部行ってたな。
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久しぶりにこのレコードを聴き直してみる。
なんでこんなに好きなんだろう???
って考えながら聴き直した。
で、ちょっとわかったことがあった。
僕は、アートとアーロンの声が死ぬほど好きなんだという結論です。
この声が響いていればいつだって幸せな気分に浸れるのかもしれない。
そして退路を断たれた兄弟の一体感かな。
裏ジャケ見るとグッとくるんだよね。
全部のトラックが好きなんだけど
「ベスト」と言われたら
「WOMAN'S GOTTA HAVE IT」
かもしれない。
ボビー・ウォーマックのカバーだが、オリジナルよりもこっちの方が馴染むなぁ。
はい。
アーロンが最高なのでね(笑)。
人生で大事なライブ・アルバムの一つです。