15日(土) 数学的
ライ・クーダーが止まらない(笑)。
この日も例のオリジナル盤「BOOMERS STORY」を大音量でTシ&Kキさんと堪能し、そのまま「PARADISE AND LUNCH」へ。素晴らしいサウンドでした!
営業後は、明日の休日用の自分のつまみの仕込み(笑)。もうなんでも自分で作らないと気がすまない性分なんです。。。。
仕込みをやる時は個人的に盛り上がる音楽がよろしいようで。
出来ればシンプルな8ビートがいい。もっといいのは口ずさめるもの。
で、このCD。・・・・・・変わってる??
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2007年に突如発売されたブリティッシュ・トラッド・ロックの最重要バンド「FAIRPORT CONVENSION」の元ギタリスト、リチャード・トンプソンと当時の奥方リンダ・トンプソンの75年のライブ・アルバム。
メンバーはリチャードさんがギター&ヴォーカル、リンダがヴォーカル、ドラム&ベースにフェアポートの盟友デイブ・マタックス&デイブ・ペグ、アコーディオンに名手ジョン・カークパトリックというシンプルにして最強のメンバーです。
それ風に言えば(笑)
「僕の脳のパズルにドンドンはまり込む幾何学的ギタリスト」です。
全てのフレーズ、ピッキング・ニュアンス、トーンがバッチリ過ぎるのです。
これは驚愕の一言に尽きる。
あ、あとはフィードバックしたニール・ヤングのギターも。
あぁ、こんなふうにエレクトリック・ギターを弾けたら最高なのになぁ・・・・・・・・・
もうひとつ特筆すべきはドラムのデイブ・マタックスの8ビート・サウンド。
8ビートはかくあるべき。
シンプルなサウンドの中に含まれた豊穣なリズム。単に8ビートと思うなかれ。聴こえない「間」にどれだけの「音」が詰め込まれているか。
日本では、目の前で叩いてくれた上原ユカリさんしか体験したことがない。
ドラムをやっている人には絶対聴いてもらいたい8ビートの奥儀です!!!