オーディオ問題 解決!!(とりあえず)

オーディオ問題、本日にて解決!!
 
結果的にスピーカーを除き、全部交換となりました(笑)。
 

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プリメインアンプは親父が買ったマランツPM-5が復活。
 
1979年製。
 

ヘタリは幾分あるものの何とか使えるし、当時の音の色気もあるので当分これで鳴らしてみます。
 
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CDデッキはこれまた親父が買ったオンキョーのintegra C-500X。
 
1986年製。
 

折しも先日破産申請をしたオンキョーの製品がこのタイミングで現役復帰(笑)。
 
何度かレンズをクリーニングしたら問題なく作動した。
 
音も角が取れててナチュラルでバッチリ。
 
 
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レコード・プレイヤーは前から気になってたのがヤフオクで納得する値段で出てたので思い切って購入。
 
MICRO MR-611っていう国産のベルト・ドライブのやつ。
 
1973年製の、このメーカーで当時の最高機種。
 

長年DENONの音に慣れてるせいか、まだ耳が追いついていかないが、使い勝手は良い。
 
再生具合も非常に安定していてナチュラル。
 
まだ試していないが、こっちの方がモノラルカートリッジに合ってそうな気がするので、将来的にはそうするかもなぁ。
 
 
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さて、今回の一番の改善点は「外付けフォノ・プリアンプ」の導入だ。
 
「レコードプレイヤーの左の音が出なくなる」という問題に悩み続けていたわけだが、
 
住岡君からアドバイスを頂いて「外付けを使ってみたら」ということでお勧めする「FOSI AUDIO BOX X1」というのを買ってみた。
 
 
すると、ちゃんと問題なく音が出たのである。
 
 
レコード・プレイヤーの出力って物凄く音が小さくて、それを増幅する機能が昔のアンプにはついているのだが、ここがヘタっていたのだった。
 
最近のオーディオはフォノ端子がついていないのが多く、そういう機材でもレコード・プレイヤーを繋げられるように外付けのものが結構売ってるのを初めて知った。
 
これ、中国製で値段はなんと!!3000円を切ります(笑)。
 
 
驚異のコストパフォーマンスです。
 
 
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全体的に音が前に押し出る感じ。
 
で、いろんなレコードを聴き比べていたんだけどね、この2週間くらい。
 
ものによっては物凄く「ベタっ」て聴こえちゃう。
 
特にザ・バンドのファースト「BIG PINK」とか(セカンドプレス)
 
各音は前に出てるんだけどさ
 
空間の奥深さがないというか
 
立体感に欠けるというか
 
音はヴィヴィッドなんだけど
 
マスタリングの手前の音っていう感じかな?
 
 
多分、全ての周波域をスクエアにアップしてるからそうなるんだろうなぁ。。。
 
 
それで随分悩んでたんだけど
 
また住岡君が「こんなのありますよ」って紹介してくれた。
 
それが「真空管付きのプリアンプ」。
 
デジタル・オーディオなのにアナログ回路・・・
 
もう何が何だかわからんが(笑)。
 
 
まぁ、でも調べに調べて
 
評判は悪くないので購入してみました。
 
「DOUK AUDIO T4 PLUS」っていうやつ。
 

これまた中国製。
 
真空管は米GE製のJAN5654が2発。
 
8000円ちょいで購入。
 
 
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結論。
 
これはいいです(笑)。これ「で」いいです???。
 
ストレスなくレコードが聴けます。
 



課題だった音の奥深さも随分解消。
 
BIG PINKもなかなかな音で響いてくれた。
 
 
これを機にケーブル関連も全部新調したので、もう少しエイジングすれば随分音も収まってくれるだろう。
 
 
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今回、せっかくのこういう機会だからだと
 
人生で初めてここまでやるか!!と言っていいくらい「音」について調べまくって考察してみたが(やることないのでね)
 
 
「身の程を知れ」
 
 
ですね。
 
これはきりがない。
 
いくらでもお金使える。
 
 
本音を言うともう少し音に色気が欲しいのだが
 
まぁ「それを言っちゃおしまいよ」っていうことですよ。
 
寅さんに怒られるよ。
 
 
このシステムで再生する音楽をしばらくは楽しみたいと思います。

まだまだ格闘中:オーディオ編

仕事もしないで(もう2ヶ月か)何やってるかって言うと

引き続き音響関連から抜け出せないでいます。

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「レコードプレイヤーの左の音がちょくちょく出ない」

から始まって

親父が買った1979年製のアンプを現役復帰させてみようかな

と思いついた辺りから

どんどん深みにはまってます。

とにかく大変。

気にしない人にとってはどうでもいいことがいちいち気にかかる(笑)。

この1週間でサンプルで聴いたレコードは100枚近い。

ケーブルやらアース線やら調べはじめたら本当にきりがない。

お金があるわけではないので

どの段階で自分で納得する線が引けるかということなんだけど

落としどころがどんどんわかんなくなってる状態です。

昔はオーディオマニアを馬鹿にしてたんだけどなぁ(苦笑)。

自分で満足できるいい音で聴きたいという欲望が止まらなくなってますな。

いくらでもお金をかけられたら随分楽になるんだろうけどね。

そうじゃないところで頑張ってみたいのですよ。

まぁ

全ては新しい店のコンセプトのひとつのため。

「気持ちいい音の中でみんな呑んでもらいたい」

これです。




43年前にうちにやってきたマランツのアンプ。

子供心に「なんて優しくていい音なんだ!!」

それが自分の原体験なのでね。

そのイメージを大事に復活させたいんだな。

なんとなく答えが見えてきた段階です。

もう少し頑張るかね(笑)

マランツ

5月5日。
 
店続けてたら27周年の日だ(笑)。
 
 
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友人の住岡君にいろいろアドバイスをもらいながら、オーディオの不具合部分の解決に試行錯誤する最近の日々。
 
まぁ、やることも今のところないのでね(笑)。
 
 
物件探しは勿論継続中ですが、
 
前職(某通販サイトの倉庫勤務ね)で受けた精神的ダメージが自分で想像していたよりもでかくて
 
ちょっとトラウマになってる感があり
 
生活のための仕事をしようとする気が起きないのですよ。
 
 
なのでもうちょっと休みます。
 
こんな時、無理してもしょうがないのでね・・・・・
 
 
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そんな状態ですので、この機にずっと放っておいた他のオーディオ機器もチェックしてみた。
 
何とかしなくちゃ、と思ってたマランツのプリメインアンプ
 
これを通電してみて動作確認。
 

 
マランツPM-5。1979年製。
 
 
中学2年生の時に親父が買ってきたんだ。一緒に秋葉原に買いに行ったんだっけかな?
 
調べたら当時10万円の機種だった。
 
結構頑張ったんだな、親父は(笑)。
 
 
名機としてオーディオ・ファンの中では評価が高いアンプなのであるが
 
恐らく20年以上通電していない。
 
果たしてまともに音を出してくれるのか・・・・・
 
 
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とりあえずキャビネットを開けてみる。
 

凄い。
 
内部は埃だらけ・・・・
 
 
とりあえずできる範囲で掃除。
 
可動部分は接点復活材を。
 
コンデンサのヘタリが最小限だったらいいのだが・・・・・
 
 
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20数年ぶりの通電。
 
電源は入った!!
 
そして、やはり家で昔使ってたサンスイJBLのスピーカー・キャビネットを繋げて。
 
 
使ってなかったCDプレイヤーを接続し、ドキドキしながらヴォリュームを上げてみる。
 
 
・・・・出ました、音!!!
 

 
 
最初は勿論ガリが酷かったりしたのだが、何度もカチャカチャしてるうちにスムースに音が出るようになった。
 
2時間くらい音出してたらどんどん良くなってきた。
 
左右の定位がちょっと怪しいのだが、思ったより状態はいい。
 
 
とりあえず、なんのセッティングもせず繋いだだけなんだけど
 
妙に音に品がある。
 
ついつい聞き惚れてしまいました。
 
 
いい音だよ、これ。
 
 
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ということで
 
マランツのこのアンプを現状のままで使って全部組みなおすことにしました。
 
お金に余裕が出来たらオーバーホールしたいけどね。
 
 
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使ってなかったCDプレイヤー
 
僕が家を出てから親父が買ったものだけど
 
調べたら結構な逸品だった。
 
 
1986年製、ONKYO Integra C-500X。
 
当時の値段で89、800円。高級機種だよ!!!
 
 
今使ってる増尾さんからもらったSONY CDP-227ESD
 
1986年発売当時59、800円。
 
 
お気に入りなんだけど、これよりもシンプルで
 
ディスク挿入の動きがちょっとぎこちないけど、音はしっかり再生できる。
 
これもちょっと聴き比べしたいな。よかったらこっちにするかも。
 
 
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なんだか急に大仕事になることに(笑)。
 
ケーブル関係もいろいろ調べて発注しちゃったしな。
 
どれだけ気持ち良い音になるのか。。。
 
いや~、楽しみで楽しみで
 
しかしまぁあれだな。
 
無職の時って、必ず余計な出費があるのも世の常ですね(涙)。
 
 
 

HARD OFF

5月2日
 
 
いろいろセッティングを変えてみて
 
とにかく調整に明け暮れたこの3,4日だったのだが
 
結局のところうまくはいかなかった。
 
 
いろいろいじって原因は大体特定できた。
 
レコードプレイヤーの問題だ。
 

急に左側の音が出なくなるのである。
 
前からその傾向があったのだが、最近は頻繁だ。
 
 
プレイヤーを叩くと元に戻るのだが、すぐに機嫌が悪くなる。
 
カートリッジを変えても同じ状態なので、プレイヤー内部のどこかが接触不良なんだろうな。
 
 
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今使ってるのはDENONのDP-2000っていうやつ。1977年製。
 
近藤さんから頂いたブツで。
 
一回メンテナンスに出したんだけどさ
 
そこから調子が悪いんだよな(苦笑)。
 
 
音は本当にいいんですよ。
 
なので手放したくなくてね。
 
でもさすがに音が出なくなるのはストレスが溜まるので、新しいのを購入することに決めた。
 
新しい店をやるときはターンテーブル2台でいこうと決めてるので
 
 
あ、
 
DJスタイルじゃなくてね(笑)。
 
モノラル針とステレオ針の両方を常駐させたいっていうことなんですがね。
 
 
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僕はとにかく電気系統と木工が大の苦手で。
 
ハンダ付けとのこぎりと釘打ちが死ぬほど下手(涙)。
 
プラモデルでは中学生の時いろんな地元の賞を取ってたんだけどねぇ・・・
 
多分、簡単に治るはずなんだけど怖くてできないんですよ。
 
 
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とりあえずもう一台買って、今のストレスを解消して
 
その間にゆっくり今のDP-2000を再メンテしようかな、と。
 
 
勿論、新品を購入する気はさらさらない。
 
アナログな音をこよなく愛する身としては、デジタル対応の現行機種にあまり興味が向かないのです。
 
 
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ということで
 
天気もいいしさ
 
久しぶりにちゃんとチャリンコ乗って、近場の「HARD OFF」3店舗を視察してきました。
 

東松山店」、「熊谷石原店」、「東行田店」の3店舗。
 
 

熊谷石原店
 
 
 
 
40キロくらい漕いだな、チャリンコ。
 
 
教訓としては
 
「HARD OFFにデモノなし」でしたが(笑)。
 
 
まぁ、でも相場がわかったのでよかったよ。
 
これを基準にしてヤフオクでゆっくり探します。
 
それまではプレイヤーを叩きまくりながら、ストレス貯めてレコード聴きますわ。
 
 
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今までの人生でレコードプレイヤーは全てDENONなのだが(3つ)
 
ちょっと気になったメーカーがあってね。
 
「MICRO」っていう国産のベルト・ドライブのやつ。
 
これ、良さそうなんだよな。。。。
 
うまく見つかるといいなぁ。2万円以内で(小市民ですので)。
 
 
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「HARD OFF」と言えば楽器も置いてあってね。
 
東松山店にちょっとグッとくるのがあった。
 

VOXの巨大ギターアンプ
 
高さ1メートルくらいか。
 
スーパービートルよりは小ぶりだけど
 
リッケンやカジノかき鳴らしたら気分はアガるだろうなぁ(笑)。
 

珍しいナルダンのオープンバック5弦バンジョー
 
これはちょっと心揺れました。
 
5年前くらいだったら確実に買ってたな。
 
 

あまりにカッコいいルックスの60年代テスコのフルアコ
 
しかしまぁ、いわゆる「ジャパン・ヴィンテージ」は値段が上がりすぎです。
 
3万円代だったら即ゲットだけどね。
 
 

「ありがとう」

4月30日
 
昨日の整体治療の揉み返しが酷くて、ほぼ寝たきり生活だったのだが
 
小坂忠さんの訃報を知り、夕方からずっとエンドレスでレコードを聴いている。
 
この間、福島君と忠さんの話したばっかりだったんだよな、そういえば。。。
 

 
 
「ありがとう」と、ライブ盤「もっともっと」が大好きだった。
 
渡さんが「機関車」と「ありがとう」がとにかく素晴らしい曲だと褒めちぎってて、よく自分のラジオ番組でかけてたそうだ。
 
渡さんが番組持ってたというのも凄いけど。
 
 
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「ほうろう」は歳を重ねていろんな社会経験を積むほどに好きになっていった。
 
唄の深みというか
 
心を鷲掴みにされる瞬間が何度も訪れる。
 
口ずさんでみようとすると、いつも気持ちが高まって上手く唄えない。
 
入りこんじゃうんだよな、あの声とあの言葉に。
 
 
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2014年の「勝手にウッドストック」に忠さんが出演された際に
 
事務所スペースの真横でギター2本生音でリハーサルしてたんだけど
 
その空間があまりにも素晴らしすぎて
 
その場から離れたくなくて、お邪魔にならないようずっとウロウロしてたな、そういえば。
 

 
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「機関車」は本当に凄い曲。
 
こんな曲、これ以外に出会ったことないかも。
 

 
 
音源に残されたものも、どんどん進化していったライブヴァージョンも全部好きだ。
 
忠さんがこの曲ができるまでを自ら語ったのがYouTubeに残ってるので、ご興味ある方は是非探してみてください。
 
 
「つるべ糸」も忘れられない。
 
矢野顕子(当時は鈴木晶子)が書き下ろした曲。
 
とても短い歌詞だけど耳にこびりついて離れない。
 
 
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ありがとうございました。
 
これからも聴き続けます。
 
そして力強く生きていかなければ。

新宿から横浜へ 今日も音楽三昧!!

4月22日(金)。
 
昨日は新宿シネマカリテにて
LINDA RONSTADT・THE SOUND OF MY VOICE」鑑賞。
 

 
改めて彼女の唄の凄さに圧倒された。
 
唯一無二だな、リンダの声と表現力は。
 
 
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客層がまた驚いた。
 
50人ほど入ってたお客さんの9割は65~75歳くらいの男性。
 
56歳の僕が恐らくこの会場の最年少(笑)。
 
 
嗚呼、そうなんだろうな。
 
リンダって、あの70年代西海岸の絶対的なシンボルというか
 
今で言う「ディーバ」(これも古いか:笑)なんだろうな。
 
 
まだまだ若輩者です、はい。
 
 
公開されたばかりですので、まだまだ観れます。
 
我らがアーロン・ネヴィルもばっちり出てます!!
 
 
来月公開される「ECHO IN THE CANYON」も楽しみ。
 

 
これも絶対観なければ。
 
 
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場所を横浜に移して
 
夜はバンバンバザールDXのライブへ。
 
 
先月の博多に引き続き、まさかこんな頻度で逢うとは(笑)。
 
近年まれにみる現象です。
 
 
福島君の声も物凄く出てるし
 
とにかくステージ上のメンバーが本当に楽しそうで
 
参加してるお客さんも、みんなこういうの待ち望んでたんだろうな
 
満面の笑みであの時間を楽しんでました。
 

 
 
いろんなことがようやく動き始めたな。
 
 
春ですよ、春(笑)。
 
 
前を向きましょう。
 
 
いいライブだったなぁ。。。。
 
横浜まで行ってよかったよ。
 
 
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横浜からの帰りはナギラ君と東横線から井の頭線へ。
 
何故だ?
 
 
そこから先はまた別のお話(笑)。

最近の収穫レコード その7

最近買ったレコード その7

 

最終回。ホントはもうちょっと買ってるけど。。。

 

RCサクセション「楽しい夕に」

 

1972年東芝EMI。1900円。

 

 

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遂に出会った!!

 

この旅、最大の収穫です。

 

ありがとう博多!!!!!

 

当時のオリジナル盤。というかあまりにも売れてないレコードなので再発なんてないのでね(笑)。

 

ミント・コンディションです。こういうのに出会えるからレコード探しはやめられない。

 

 

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僕が初めてRCサクセションを聴いたとき。

 

高校1年生、1981年かな?

 

「雨上がりの夜空に」とかでブレイクしまくってた彼らの「売れない」時代を知る手掛かりは「ハードフォーク・サクセション」という初期の2枚を編集した盤しかなかったのだ。

 

シングルマン」もちょうどはざまで再発盤も手に入らなかった。

 

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上京して程なく「初期のRCサクセション」(オリジナル盤)と「シングルマン」(これは勿論再発盤)を手に入れることができたんだけど

 

この「楽しい夕に」だけは見かけることがなかった。

 

いや、正確には見かけてるのだがね。

 

国分寺にあった(まだあるのか?)「珍屋」というレコード屋さんの片隅の壁にジャケとが飾られてたんだよな。

 

「ああ、これか~~」って眺めてたのを覚えてる。

 

23歳くらいの時かな?

 

だからCDというフォーマットで再発になった時、とにかくすぐ買ったよ。

 

「ようやく聴ける!!」って。

 

キヨシローとチャボさんが94年に野音でやった「GLAD ALL OVER」っていうライブでチャボさんが唄った「忙しすぎたから」がこれに入ってて、やたら感激したな。

 

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大好きなレコード。

 

高校時代の仲間だった初期RCの3人があの区域に生息してた匂いが一番プンプンするんだよね。

 

国分寺から国立へ坂を上るたまらん坂

 

国立から谷保に抜ける大学通り

 

玉川上水沿いからムサ美

 

津田塾辺りの雑木林

 

ジーナ、ほんやら洞・・・

 

 

いろんな景色がすぐ頭に浮かぶ。

 

 

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同じ中央線でも見える景色や空気は違う。

 

変な話、一駅違うと文化が違う。それが面白い。

 

僕は吉祥寺と三鷹で四半世紀暮らしてきたから

 

国分寺や国立で住んでいく、生活を営む自信がない。

 

隣りの西荻窪でさえ無理なのだよ(笑)。耐えられない。

 

違う風景だ。

 

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だけど不思議なことに

 

「中央線」っていうキーワードになんだか共通する何かが存在してるんだよ。

 

上手く言い表すことができないけどね。

 

向田邦子がアパートで飼ってる虎を観たのも中央線からだった。

 

久保田早紀の「異邦人」は夕焼けの中央線から見た風景がモチーフになった。

 

何だか僕にとってはマジックがあるんだよな。

 

ザ・ブームの宮沢氏が作った「中央線」という曲は名曲だと思う。

 

彼は山梨だから、僕とは逆の光景を見ていたんだろうけど。

 

矢野顕子がカバーしたのはよくわかる。

 

あの人、高円寺に住んでたからね。

 

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所詮、田舎から上京してきた輩の幻想なんだけどね。

 

歳をとって、一回地元に戻ってから見た「東京」には魅力的な場所が沢山ある。

 

谷根千、十条、日暮里、浅草

 

昔、ちょっと向島の女の子と付き合ってた時があったけど

 

そのままだったら人生随分違っただろうな(笑)。

 

でも、結局は東京の西で生きてきた人間なんだろうな。

 

この青臭いアルバムが一番心に響くということは

 

まぁ、自分の居場所は

 

というか自分の東京は「中央線」なんでしょうな。。。。。