ザ・バンドの終わりなき物語
夢や希望
いやとんでもない。
貧困や飢餓
それよりも、もっともっといろんなものを背負って250年前から「新大陸」に渡ってきた
いろいろな人達が今まで紡ぎだしてきた良質なメロディが
時間を超えて前半のガース・ハドソンのピアノソロにすべて宿っている。
1960年代後半に4人のカナダ人と、ど真ん中のアーカンソー人が
「アメリカ」というものに何を見たのか。
そして何を伝えたかったのか。
「物語」はまだ終わっていない。
2017年のガースは未だに雄弁であった。
久しぶりに鳥肌が立つ演奏。
youtubeという粗雑な音響環境でも
伝わるものは伝わるのである。
4回連続鑑賞
こみあげてくるな、何かが・・・・。
ジョン・スタインベックの「チャーリーとの旅」を再読したくなった。