番外編その3:失笑・・・・

笑いにもいろいろあるもので
 
今回は失笑編です。
 
ターゲットは僕が世界でもっとも苦手とするあの女性であります。
 
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DVDにもなっているが、1972年のテレビ番組「マイク・ダグラス・ショー」の歴史的共演から。
 
ジョン・レノンの共演者は彼が愛してやまない偉大なるロックン・ローラー、チャック・ベリー大先生であります。
 
もうここで説明不要なくらい素晴らしい楽曲の数々を残したチャック・ベリーとの共演が実現することを誰よりも望んでいたのは他ならぬジョン自身であったはずだ。
 
でも、そこにわが国が生んでしまった一人の前衛芸術家で彼のパートナーが、この美しい瞬間に茶々をいれる。
 
奇声に一瞬うろたえるチャック氏。
 
しかしながら当のジョンは全く意に介せず。
 
そう、この時期彼らはアメリカでの永住権を手に入れるために当局と争っていた時で、
 
その過程で、ジョンは完全に「洗脳」されているときなのです・・・・・
 
自分のパートナーしか全く見えない愚かなジョンの姿がそこにあります。
 
そして天下を取ったようにうめきまわるファー・イーストの変な人。
 
苦笑せざるをえないこの瞬間を
 
あなたは楽しめるか?(笑)
 
 
 
「前衛」とは「表現」とはなんなのですかねぇ?
 
別になにをやってもいいんですけどね
 
誕生してから、当時たかだか20年にも満たない「ロックン・ロール」というカウンター・カルチャーにも
 
それなりの尊敬をもって接してもらいたい、と思うのは僕だけでしょうかね?
 
それよりも、
 
おのれのマイク・パフォーマンスのあとに、頭の拍子で太鼓を叩いてしまうリズム音痴に羞恥心を感じてもらいたいんですけどねぇ。
 
インタビューをはさんで2曲目の「ジョニーB・グッド」は
 
映像を見る限り1曲目の「メンフィス・テネシー」より激しい「マイク・パフォーマンス」が見られるが、
 
マイクをオフにすることにより「自粛」したプロデューサーの判断と良識に拍手です!!
 
アメ公にも最低限のモラルと美的感覚があったという証拠です(笑)。
 
あ~あぁ
 
これぞ失笑ですねぇ・・・・・
 
楽しんでいただけたら幸いです・・・・・・・・