なかなかレポートをアップできずに申し訳ございませんでした。
パーティー等の仕込がかさみ、まったく時間がとれず。
とりあえず25日でひと段落したので、あとは年末最後に向けて冷蔵庫の野菜整理のみ(笑)。
怒涛の年末進行のつかの間の夜更かし(僕の場合朝更かしですが・・・)で更新です!
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今回のライブはひょんなことから企画が始まりました。
優作君のライブを経堂の某所に観に行ったあとの打ち上げ席で
「次いつやろうかね?」
と話していた夜中の3時過ぎ。
「あ、木下さん、またやらせてくれますか?」
と言った優作君が突然電話をし始めました。
「夜分遅くすみません!!ナオユキさん、一緒に東京でやりませんか???」
と(笑)。
そして、数日のうちにあれよあれよと
今回の~唄う阿呆ぉに喋る阿呆ぉ東京ツアー~は決定したのでした。
東京に前入りしていたナオユキさんは、下北タウンホール、入谷なってるハウス、千駄木の古書ほうろう等を経て優作君と合流し、下北BIG CHIEF~高円寺大陸バー彦六~吉祥寺Baobabで連日ライブをこなし、最終日の当店へ。
当店2回目となる優作君、前回と違ってかなりリラックスです。リハーサルもいい感じで進みました。
で、本番。
まずは優作君から。

新曲も含め、今回はすごく丁寧に唄を紡いでくれました。
唄もさることながら、今回彼の素晴らしいギターを皆さんに届けられていたら幸いです。
前回は彼にここで唄ってもらうことだけで幸せでしたが、今回はこちらも随分冷静に優作君の唄に染み入ることができました。
結論。
ずっとお付き合いを続けていきたい唄うたいが僕にとっての良元優作です。
今回も含め、今年は計4回彼のライブに接しましたが、
同じ曲が、毎回顔色を変えて、違う色で伝わってきます。
渡さんが昔言ってたけど(毎回おっさんの話がでてきてすみません。。。)
「木下君、唄は生き物だからさ。同じ唄を歌い続けることは大事なんですよ」
って。
僕は彼の唄にそれを感じます。
そして今回唄ってくれた新曲が、どう育っていくのかをこの目で耳で確認しながら付き合っていきたいです。
うちのライブをやっていただいている皆さんがそうなんですけどね(笑)。
末永いお付き合いこそ大事。一回こっきりのお付き合いで済ませたくないんですよね。
こんな狭い店に聴きに来ていただけているお客さん達に
そういうのが少しでも伝わっていただけたら、凄く嬉しいです。
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セカンド・ステージはナオユキさん。
うちの店で、初めての「お笑い」ライブです。

僕自身、初めての「生」お笑いです。
いや~凄かった。。。。。。
もう、1時間以上笑いっぱなし。
こういう場所でも笑いは存在できるのです!!
本当に衝撃でした(笑)。
ナオユキさんの「語り」は、まさに「唄」。
真のストーリー・テラーです。そして、これが「トーキング・ブルース」なのでした。
ブルーズで有名なロバート・ジョンソンもそういった類の曲を残しています。
太平洋戦争を挟んだ時期の浅草も、そういった「芸人」がジャンルを超えて世間に笑いを提供していました。
その際たるものが「あきれたぼういず」だったのです。
ジャンルを超えた「芸能」というものを
僕はナオユキさんの「ライブ」に感じました。
Jポップなるジャンルをこなしている方々も
「アーティスト」と呼ばれる昨今ですが
僕は「アート」なるものにまったく興味が沸きません。
市井に毎日生きる力を与えてくれるのが僕にとっての「芸能」です。

アンコールは二人のセッション。
優作君のブルーズ・ギターにナオユキさんの「ぼやき」が絡みます。
これは「唄」以外に何があるのでしょうか?
腹抱えて笑いました。
そして
「来年も頑張ろ」
って笑いすぎて出た涙をぬぐいながら
そんなことを考えました。
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今回は鍋を囲みながら
いつもの打ち上げに突入。
多分最後まで残っていたのは6,7人だと思います。
でも最後まで起きていたのは
優作君とMキちゃんの二人だけだそうです(笑)。
その席でもナオユキさんのぼやきは炸裂してました!!
むしろ、こっちのほうがオモロかったかも(笑)。
みんなに聞かせたかったなぁ・・・・・・
優作君も楽しそうに酒を交わしてました(多分)。
最後にこんな写真を。
ナオユキ&優作&今回観にきていただいた鈴木の常吉さんのスリー・ショットです。

今年のライブはこれが最後。
みなさま、今年はいろいろありましたが、ご愛顧ありがとうございました!!
そして2月にはナオユキさんリターン・マッチ決定!!!詳細は後日。
来年も濃い~ものが続きますよー
覚悟するように(笑)。
そして、改めて
今回の「~唄う阿呆ぉに喋る阿呆ぉ東京ツアー~」にご来場いただいたみなさま、
本当にありがとうございました!!!
今回の4開場のどこかで彼らの唄と喋りに接していただいて
何かを感じていただけたら凄く嬉しいです。
そして
こういうものは
ず~~~~っと付き合い続けて
初めて染みてくるもんだと思うんですよね。
だから今後ともよろしくお願いいたします。
そしてなんかビビっとくるお知り合いがいたら
是非とも彼らのことを伝えていただけたら幸いです。