12月1日(水) だんだんと・・・・

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もう12月・・・早すぎます・・・・・・。
 
さて、先日の同窓会出席の相当な影響下で生活している昨今である。
 
30年前のいろんなことの確認作業(笑)。
 
そして昔の仲間が、いろんな場所で生きていくために頑張ってることに刺激を受けたりしている。
 
意外や音楽活動を継続している人達が多く、ここ1週間は僕も4ヶ月ぶりにギターを引っ張り出して練習に明け暮れる毎日だ(笑)。久しぶりにバンドやりたいなぁ・・・・
 
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今回参加していた同じクラスのI上Kヨ子嬢。よく放課後にみんなで遊び呆けていた仲間だが(フルーツバスケットとかやってたな:笑)、そういえばあんまし音楽の話をしたことがない。
 
けど、僕らがフォーク・ソングやビートルズに躍起になっていたあの時代、彼女は飄々と洋楽に親しんでいた気がした。
 
僕の中ではロッド・スチュワード好き。あと、ドナ・サマー
 
彼女と席が隣になり、そのことを思い出して話してみた。
 
「おまえさぁ、『洋楽』聴いてたよな。ロッドとか・・・・」
 
「そうそう、ドゥービーとかも好きだったんだよ」
 
彼女はハイカラな姉さんだったんだな(笑)。僕らがひたすら「かぐや姫」とか「アリス」とか「チャゲ&飛鳥」の唄を歌っていた時に当時の洋楽ヒット曲だ。もう少し彼女と音楽の話をしていたら、その先の音楽人生が随分違っていたかもしれないなぁ・・・・・。
 
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僕らがそんな生活をしていたころの大ヒット・アルバムがこれ。
 
THE DOOBIE BROTHERSの「MINUTE BY MINUTE」。78年発売のUSオリジナル盤。まぁ、当時新譜で輸入盤を購入していたら全部「オリジナル」ですが(笑)。僕は高校3年の時に熊谷の中古レコード屋で購入した。
 
音はやはり当時の日本盤と比べると遥かによい音。リッキー・リー・ジョーンズとかもそうだが、70年代後半のワーナーのレコードもご多分に漏れずきっちりプレスされていて、音の粒立ちが綺麗なのです。
 
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大麻兄弟」は音楽好きの中では意見が分かれるバンドだ。正真正銘のウエスト・コースト・ロック好きには、特に後期の軟弱路線を毛嫌いする人は多い。
 
そう、マイケル・マクドナルドは評判悪いのよ(笑)。あまりに売れ線狙いなポップ・シンガーという印象が強いからねぇ。
 
けど結成当時のバンドの2大看板のひとり、そして最後までバンドを継続させたパット・シモンズが、もう一人の看板シンガー、トム・ジョンストンを消し去ってバンドをモダンな路線に変更させたこともこのバンドを語る上で欠かせない重要なことで。
 
当時、スティーリー・ダンが如何に西海岸のアーティストに影響を与えていたか、という好サンプルでもある(マイケルとジェフ・バクスタースティーリー・ダンから引き抜いたのですな)。
 
西海岸には「フュージョン」の嵐が吹きまくっていたのであります。
 
そういう視点から見ると、後期ドゥービーのアーシーとモダンの「混合」はなかなかに面白いし、マイケルさんの声もスモーキーで素晴らしいブルー・アイド・ソウル・シンガーだと思うのですがね。
 
僕は初期&後期両方好きです。
 
再結成時に今度はマイケルを入れなかった、というのも、原点回帰なオッサン・ロック・バンドの潮流を先駆けしていたかもしれませんしね。
 
パットさん、意外と時代を読む眼があるのかね?(笑)。
 
もうひとりの重要人物、バーバンク・サウンドの立役者のひとり、プロデューサーのテッド・テンプルマンについてはまたの機会に。
 
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あれから30年経った彼女は、今はイヴァン・リンスを聴いているらしい。
 
ブラジル音楽はショーロやサンバという泥臭いものしか聴いていない僕である。
 
何年経っても僕にとったら彼女はハイカラ姉さんなのだな(笑)。
 
また飲もうね!!!