14日(月) FLATBACK CAPER

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久しぶりの大雪の中、「これじゃお客さん来ないなぁ・・・」と完全諦めモードで、確定申告準備に精を出す一日。
 
BGMはひたすらリチャード・トンプソン関連。
 
そう、久しぶりのライブに行くことに決めたのです!!
 
最後に観たライブはいつだったか?多分2003年のニール・ヤング以来かも・・・・・。そのあと、レヨナのクアトロライブがあったが、これは招待だったので、なんと8年ぶりになります!!
 
一人リチャードさんのギターさばきと曇った歌声に悦に入るが
 
こんな雪でもアホ達はいるもので(笑)
 
予想外にお客さんに来ていただいた。
 
でもねぇ
 
僕も雪や台風だとやたら外で飲みたくなるくちなので
 
気持ちはよくわかる(笑)。
 
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そんなリチャード・トンプソン関連のうちの一枚がこれです。
 
彼のキャリアのスタート、フェアポート・コンヴェンション70年発売の5枚目のアルバム「FULL HOUSE」です。僕の所有しているのはUKアイランドのセカンド・プレス。センターラベルがパーム・ツリーのやつ。
 
通称「ピンク・アイランド」のファースト・プレスは本気で欲しい。もの凄い音を奏でてくれます。
 
ティーブ・ウインウッド兄貴が率いるトラフィックのアルバムでピンク・アイランドを所有しているが、いやはや、ヴィヴィッドかつ英国独特の決め細やかなサウンドはもはや芸術です。
 
でもねぇ、高いのよ(笑)。フェアポート関連は状態がよければ確実に一万円越えです。
 
再来週からJリーグが開幕するが、
 
また僕のtotoBIG生活が再開するので、今年こそこれに賭けるしかない(笑)。
 
実は今年は当たる気がしているのだが・・・・・・・・まぁ毎年、いや毎回思ってるんですけどね・・・・・・・。
 
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フェアポートで人気なのは、神様のような歌声を持つ女性ヴォーカリスト、サンディ・デニーを擁したこの前のアルバム「UNHALFBRICKING」と「LIEGE&LIEF」だが
 
彼女が抜けて男所帯になったこのアルバムからも素晴らしいです。
 
アメリカンなサウンドに影響を受けてスタートしたインテリ学生バンド、フェアポートがサンディさんを迎えてからその音に深みを増し
 
自らの演奏力、表現力に自信を深めたのがこの作品。
 
「俺たちゃやってやるぜ!!!」とばかりに炸裂するサウンドはまさに痛快です。ビックリするくらいに複雑な構成はプログレッシブ。
 
看板シンガーを失ったバンドが、その演奏力に活路を見出して突き進む様はアッパレです。
 
この時期のライブ盤「HAUSE FULL」もえぐいほど凄い。
 
マンドリンをフューチャーした「FLATBACK CAPER」はジグ&リールの軽快なインスト曲です。
 
渡さんが、店でこれがかかるたびに「大好きなんだよね、これ」といつも言ってた思い出の曲。