23日(日) 番外編その2

イメージ 1
 
番外編その2はマリア・マルダー嬢の永遠の名曲「真夜中のオアシス」です。
 
B面は「ANY OLD TIME」。まさに完璧な布陣(笑)。
 
「真夜中のオアシス」はモノラル、「ANY OLD TIME」はステレオだった。
 
これはA面のほうがラジオ使用となっているため。
 
当時一番普及していたトランジスタ・ラジオはモノラル。僕が小学生の時買ってもらったラジカセもモノラルだった。
 
ステレオ・ラジカセが普及したのは中学時代からだ。近所のY馬さんが買ったばっかりのでっかいラジカセでYMOのライディーンを聴かせてくれたのを鮮明に覚えてます(笑)。なので70年代後半である。
 
そう、確かカセット・テープ「フジカセット」のCM(「テクノポリス」使用)と共に、YMOがステレオ・ラジカセの普及に大貢献していたのであります。
 
当然聴く機材がモノなので、モノラルのほうが音ノリがよいのです。これは結構後々まで続きます。この名残りで未だに「ラジオ・エディット」というヴァージョンが存在します。
 
この「真夜中のオアシス」もLPと比べ、ちょっとミックスが違う感じがします。ストリングスの音色がやたらでかい。
 
そしてロック史上もっともとろけるギター・ソロのひとつ、エイモス・ギャレットの例のギターは期待外なほど押さえられています・・・・・あぁ、残念(笑)。
 
しかしまぁなんていい曲なんでしょ!!
 
若きマリア様の可憐な歌声は健在。よもやあれから40年弱たって、彼女の声があれほどまでにだみ声になるとは、当時だれも想像していなかったでしょうな(笑)。けど、いいブルーズ・アルバムだしてるけどね。