「唄は元気だ」Vol.62 ハッチハッチェル・ソロ ライブのお知らせ
先日、彼の新プロジェクト
「ハッチハッチェル・オーケストラ」
のライブを渋谷クアトロへ観に行ってきた。
始動最初の高円寺次郎吉も観て
その後全国30箇所のツアーを経てのファイナル。
このプロジェクトが凄いのは、ほぼ毎回メンバーが固定されていないところだ。
普通、あれだけキメが多いバンドは、相当なリハーサルをこなさないと出来ないだろうが、いとも簡単にこなしていく。
いや、「こなす」という言葉は不適切だ。
親分ハッチの思うがごとく、いやそれ以上にどんどん楽曲に色を添えていく。
こりゃ凄い。
ライブ休憩中、たまたま居合わせたイノトモと旦那の平泉光司君(COUCH,BENZO)と感心しきりだった。
「すごいよねぇ~。なんだろ、これ??」
メンバー各自の圧倒的なテクニック、しかも全員が最も大事な「うたごころ」を決して失うことなく見事に昇華していく様は圧倒的であった。
特にリズム感は抜群である。
親分ハッチがドラマーあがりだからかもしれない。彼の唄とギターとフィドルのリズムが全てを引っ張っていく。
彼が「リズム」なのだ。
どんなに激しいステージパフォーマンスをしようがそれは決してぶれないのである。
さすが。
そして忘れちゃいけないのが、楽曲のよさである。
一度聴いたら忘れないキャッチーなメロディー
時に切なく、時に優雅なコード・ヴォイシング
その上に成り立った口ずさまずにはいられないリズミカルな言葉の数々。
そしてそして
そんなことはどうでも良くなるような、圧倒的なクダラナパフォーマンス(笑)。
その場の誰をも引き込む力を持っている、彼の素晴らしくソウルフルな歌声。
ステージを観ている人、CDを聴いている人
こんなに誰にも不快な思いをさせないミュージシャンが他にいるだろうか??
こんなに愛を満ち溢れさすミュージシャンがいるのだろうか??
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ハッチハッチェルというオトコは
自分が選んで、目指して、そしてそこから与えられた社会的責任を全うしようとしているのだ。
自分に関わった人達全てを
たとえその場だけでもいいから
全身全霊を傾けて「笑う」という行為を通して幸せにすること。
そして、こんな無茶苦茶な世の中でも
せめて明日への生きていく力を与えること
彼はそれを全うするために
今日も前に進んでいるのです。
これぞ
ザ・エンターテイメント
昔の芸人はみんなそうだったのさ。
だから彼はその通りやってるだけなんだけどね。
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とまぁ、
誰もハッチハッチェルの音楽的側面から論評しないので
たまには真面目に書いてみました(笑)。
ハッチハッチェルオーケストラの新譜
「つなわたり」
本当にいいアルバムです。
いろんな方に是非聴いてもらいたいです。
ハッチの今のところ最高傑作!!
そんな彼はまだ立ち止まりません。
ということで、
恒例の
「緊急ですみません」ソロライブでございます。
クアトロであの圧倒的パフォーマンスを体感した方は、ソロならでは、そして地元吉祥寺ならではのユルリ感を。
未だハッチを経験していない方は、彼のクダラナ天国を是非浴びてください。
お待ちしておりますー!!!!
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「唄は元気だ」Vol.62
出演者
ハッチハッチェル
2013年12月15日(日)
開場:18:00
開演:19:00
場所:ハバナムーン
TEL:0422-23-4688
*当日のライブ・チャージ:2000円(オーダー別)
ツイッター http://twitter.com/#!/havana__moon
ハッチハッチェル HP http://officebarbecue.com/