12日(日) IT’S RAININ’

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んん・・・・日曜日は暇だ(笑)。
 
ということで、明日の午前中買出し&仕込を控え、店を早じまいしようとするときにかけてたのがこれ。
 
ちょうど外は雨が降り始めてたなぁ。
 
 
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83年にケントからリリースされたアーマ・トーマスの初期ベスト盤。
 
僕は大学生の時にお茶の水のディスク・ユニオンで買ったんじゃなかったかな?とにかく大学に行くよりもこちらに日参していたので。
 
というか、御茶ノ水に行っても、レコード屋に寄ってそれを早く聴きたいから、そのまま笹塚のアパートに帰ったり(笑)。むさぼるように音楽を聴き漁っていた時代です。
 
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アーマ・トーマスさんはニュー・オーリンズの歌姫。60年代初期にR&Bヒットを連発していた。
 
他人にカバーされた曲も多くて
 
有名どころは
 
ローリング・ストーンズがカバーした「TIME IS ON MY SIDE」、
 
オーティス・レディングが歌詞を変えて「PAIN IN MY HEART」として唄った「RULER OF MY HEART」など。
 
逆に彼女自身は、ヴァン・マッコイやジャッキー・デシャノンなどの結構面白い曲をを取り上げていたりもする。
 
ジャッキー嬢の「BREAKAWAY」は知る人ぞ知る、日本のカルト・ガレージ・バンド「ザ・スクーターズ」がやってましたね、日本語で。・・・・知らないか(笑)。
 
アーマの大半の曲の作者はナオミ・ネヴィル。これはアラン・トゥーサンの変名です。
 
アーニー・ケイドゥー、アーロン・ネヴィル、ジェシーヒル、ベニー・スペルマンらと同じく、彼女もミニット・レーベルでのアランさんの門下生です。
 
やはり一番好きな曲は「IT’S RAININ’」かな?
 
ジム・ジャームッシュの名作映画「DOWN BY LOW」で、逃げおおせたイタリア系美人の家でチーク・ダンスを踊るシーンに使われたのがこの曲です。
 
ジャームッシュはホント音楽好きですよねぇ。ツボを突いてきます。
 
で、僕の宝物レコードのうちの一枚がこれ。
 
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ミニットのオリジナル7インチ盤です。ニューオーリンズはロンズ・レコードで購入。
 
傷は結構ついてるけど、溝の深い当時のレコードはまだまだヴィビッドに、21世紀のこの時代に彼女の声を届けてくれます。
 
最高の音のひとつ!!!!!
 
ちなみに88年の「ニュー・オーリンズ・ジャズ・フェスティバル」のオフィシャル・ビデオが出てるのですが、この時のアーマさんのステージ風景に僕が映ってます!!
 
まぁあまりにも小さすぎて、僕だと認識できるのは僕自身だけですが(笑)。