12日(金) BLUEJEAN BOP!

KOOL&BEAUTY!!
 
いつ聴いてもジーン・ヴィンセント兄貴は素敵なのであります。
 
ジョン&ポールのティーン時代のアイドル。革ジャン時代にはまんまルックスを真似してた。
 
ハードロック少年だったブライアン・セッザーはバーのジュークボックスで「BE-BOP-A-LULA」を聴いて虜になった。
 
超絶テクニシャン・ギタリストのジェフ・ベックはブルー・キャップスのギタリスト、クリフ”ギャロッピング”ギャロップが最大のアイドルであることを公言し、遂には彼のトリビュート・アルバムまで作ってしまった。
 
彼曰く、「クリフは二度と同じリックを弾かないんだ。メロディにあわせてどんどん流れていく」。
 
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もちろん、ロカビリーの古典となる有名曲の数々の疾走感も好きだが、アルバムに必ず入っているスタンダード曲を朗々と歌い上げるジーンが物凄く好きです。このアルバムではホーギー・カーマイケルの「UP A LAZY RIVER」なんかをやっていたりする。
 
ロカビリーは時に若者の音楽の代名詞のように扱われるが、こういう曲を取り上げるところに過去から脈々と繋がる音楽の流れを感じます。
 
ロックン・ロールは唐突に出現した音楽では決してないのですな。
 
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