11日(木) シカゴでギュイ~ン

昨日は来日中のマイク・ワット氏が来店です。
 
マイク、WHO?
 
なんでも現在イギー・ポップ&ザ・ストゥージーズのベーシストだそうで。調べたら、米西海岸パンク・シーンの重鎮で、レッチリなんかにも多大なる影響を与えたお方だとか。
 
しかしながら、こちらの音楽にまったくと言っていいほど明るくない私であります(笑)。
 
以前、おフランスピエール・バルーが来店した際も、まったくもって興味を示さないダメ店主であります。だってサラバーのレコード、「マルティニークの少年」のサントラしか持ってないんだもんね。
 
とりあえず、ポンニチとしては米南部張りのホスピタリティを示さないとあかんな、ということでイギー・ポップ繋がりでシカゴブルーズを、と思って。
 
けど考えたら、イギーさんはデトロイトシーンの人で、勝手にシカゴと勘違いしていたのでした。
 
かつマイクさんは西海岸の人。
 
要はまったく関係ないレコードでした(笑)。
 
デトロイトだったらモータウンだろ。MC5さえ一回も聞いたことのない僕としたら。
 
けど、マイクさん、このレコードを楽しんでくれまして、バーボンを何杯も飲み干してました。
 
よかったよかった・・・・・。
 
さて、レコードの主、オーティス・ラッシュですが。
 
BB.キング等の次のモダン・ブルーズ第2世代の旗手の一人。
 
大学時代に聞き倒したレコードのうちの一枚です。
 
この人はジェット・コースターのような音程の幅が広いチョーキングが売りなのですが、これは右利きのギターを弦を張り替えずにそのまま左で弾いていることに由来します。
 
ジミヘンは左利きだけど、弦は上から太いのに張り替えてるしね。要は一番上が一番細い弦。
 
これを重力の法則にしたがって思い切り下に掻き下げるのだな。で、「ギュワイ~~~ン」となる。
 
 
そう考えるとこの音の合点がいく。
 
とにもかくにもカッコイイモダンブルーズの一枚です。
 
久しぶりに僕も堪能しました!!!!
 
 
 
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