さてさて、と。

イメージなんだよなぁ。
 
 
物件を見た瞬間にどれだけイメージできるか。
 
どういう人がカウンターにいるとか。どういう音楽が流れてるのかとか。そんな感じ。
 
 
 ハバナムーン、1995年の一軒目は話が来た時に即決だった。
 
物件探すのに1年かかったけど。
 
元「ペンギンカフェ」。僕も学生時代から通ってたところ。大好きな店だったし、僕がスタッフで入る話が進んでいた時もあった。
 
あの雰囲気を壊さずに、プラスαのイメージだったな。それが吉祥寺に住んだ使命だと勝手に思ってた(笑)。愛されてたからね、ペンギンは。
 
 
2007年、五日市街道近くの2軒目に出会うのには2ヶ月。
 
とにかく細長い店のイメージは、神保町錦華公園のふもとにあった外人がわんさかいたスタンディングバー。
 
あとはナッシュビルの郊外にあった、デブのオッサン達がギュウギュウに詰まってたツインピークスを想起させるショットガンハウス。
 
 
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人生で3軒目を探すのに1年半経っている。
 
以前の2店舗とは違うイメージがだんだんできてきている
あ、内装ね。
 
そこにはまる物件。もちろん初期費用&家賃も。そして場所。
 
何度も言うように吉祥寺界隈。
 
都内はかなり物件出てるんだけどね。でも心が動かないんだよなぁ。
 
 
谷根千、十条、雑司ヶ谷江戸川橋、早稲田
 
好きなエリアの物件は結構あるんだけど
 
 
なんか自分の一番大事なものが失われてしまうような気がするんだよな。はまれば楽なのは勿論わかっているのだが。
 
 
パイセン、川口隊長の何気ない呑み会の一言が意外ととてつもなく大事だったりする自分がいる。本人は覚えてないだろうけど。
 
 
でも自分がこれから生きていくうえでかなり重要なワード。
 
 
「中央線に居ることが大事」
 
 
 
わかるかな?わかんねぇだろうな(笑)
 
でも、地方出身者には物凄く大事な「縛り」ではあるんだよな。
 
 
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その中央線界隈。。。ちょっとずれるんだけどね。
 
イメージが湧いて、その後の「物語」が作れる物件が出たのですよ。
 
でも吉祥寺とか三鷹じゃないんだよね。三多摩だけど。
 
そして自分が思い描いてる営業形態だとちょっと違うかもな。
 
変えなきゃならない。
 
 
それでもなんだか余生。。。あとどんだけ長くても30年だろうが
 
その場所にいて、いろんな人に何かを残せるだろう「物語」はイメージできるんだよな。
 
 
でもね
 
 
吉祥寺ではないのでね
 
悶々としてますわ(笑)。
 
 
吉祥寺「愛」についてはまた改めて
 
 
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写真は2000年くらい
 
友人の住岡君が送ってくれた
 
 
この時の僕は
 
20年後の今を、もちろん全く考えてないだろうがね。
 
これがあって今がある。
 
今が最悪だとは全く思ってないんだよね。
 
でも
 
もう少しで「抜ける」んだろうなって、気がしてます。