朝起きて部屋に立てかけてあるギターをボケ~っと見てたら気がついた。
「なんか、ギター・・・・汚いなぁ・・・」
そう。ギターは「拭く」ことはあっても「磨いた」ことはなかったのである。
表面は触るとザラザラしてる(涙)。古いギターだから当たり前だと思ってたのだが、
これは汚れがこびりついているのだな、とネットで磨き方をいろいろ検索してたらわかってきた。
これは磨きましょうかね、と買い出し終了後早速スタート。
今日のブツは今持ってる中で一番お付き合いが長い1975年製のフェンダー・テレキャスター。
20歳頃にうちに来たからもう34年になる。
その間、一回も磨いてないのだから汚れまくってるのは当たり前か。
とりあえず、弦を外してピックガードを取ってみる。
こんなに色が違うのか(笑)。
ブリッジ近辺も埃だらけ。
ヘッドの汚れが一番酷い。何故だ?昔から思ってたのだが、ネックは日焼け具合が凄い。おそらくネックヘッドだけラッカー塗装なのかもしれない。
いつも使ってる(というかこれしか洗剤がうちにはない)「笑顔の力」で磨きまくる。
あっという間に布が真っ茶色に(笑)。
綿棒でほこりも全部取ってすっかり綺麗になりました。
古いギターもきれいにすると気持良いもんだ。
音もちょっとあか抜けた気がする(気のせいか)。
このテレキャスターは当時持っていた1962年製ギブソンのセミアコES-335と物々交換したのだった。
当時、ハンバッカーのピックアップがどうにも太すぎて使いこなせなかったのである。
ギターマニアの方からしたら「なんておバカな取引を!!」とお叱りを受けるでしょうな。
今、100万円出しても買えないもんね(涙)。
チェリーレッドが美しいギターだったなぁ・・・・
結局やっぱりセミアコがまた欲しくなって2年後にES-345を買うことになるのだが。
それも手元にない。
ライブではずっとセミアコばっかりだったのでこのテレキャスターが活躍することなく時間が経つのであるが、今となっては一番信頼できるギターであります。
どんな時でも一番好みの音で鳴ってくれます。
これは一生手元にあるでしょう。
大事に使っていきます。