ロビー・ロバートソン自伝






ここ20年くらいの正月の過ごし方のパターンは本のまとめ読みなのだが、
 
今年はこの本でしたね。
 
ようやく完読した「ロビー・ロバートソン自伝」でした。
 
 
かなりのボリュームで読み終えるのには20時間以上かかってるけど


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いやはや面白いのなんの。
 
 
やはりロビーは選ばれたストーリーテラーなんだなと感服する次第。
 
 
ザ・バンド「本」としては1994年に出たリヴォンの「ザ・バンド軌跡」があるけど
 
4半世紀経った今、ロビーがあの本にきっちり呼応して書いてるのが嬉しかった。
 
「あ、ちゃんとリヴォンの本、読んでたんだ」って。
 
 
ホークス時代から
 
やはりバンドを牽引したのはこの二人であって
 
この二人が完全決別してしまったからこそ
 
最高の形で生み出されたビッグ・ビンクとブラウン・アルバムは
 
特別なものなのだ。
 
 
人類の喜びと悲しみが全て詰まった稀有なレコード。
 
 
そこに至る過程とその後の崩壊を知るためには
 
やはり両者の言い分は読んでおかなければならない。
 
どちらも真実なのである。
 
 
 
 
ロビーの本でのいろんな「言い訳」があるんだが
 
それはリヴォンが恐らく「誤解してるんだろう」ということなんだけど
 
 
まぁそういうのもすごく可愛く感じるんだよね。
 
 
とにかくみんな運命共同体だったのが
 
結局両者からひしひしと伝わるのであります。
 
 
 
両方読んでもらいたいな。
 
リヴォンのは今やかなり入手困難だけど・・・・
 
 
ちゃんと返してくれれば貸しますよ。