昨日の日曜日は午後から自転車で熊谷へ向かった。
目的の一つは「HARD -OFF」に行く事。
facebookで「安い!ギター愛好会」というのをフォローしていて、なんだか投稿者の記事を見ているとついつい掘り出し物があるんじゃないか?なんて思ったりしてどうにも我慢できなくなり(笑)。
ジャンク品(音出ない)で8000円。でも、サンバースト・メイプルネックの廉価版ギターは相当に弾きこまれていて、指盤もかなり削れてる。生音もかなり鳴っててしかも軽い。
音出ないなんてすぐに直せるから大した問題じゃない。
と、結構迷ったのですが断念。
第一、ストラトは絶対に似合わない(笑)。今までの人生で一度も手にしたことないギターだ。
それと、ロードバイクで来てるのでさすがにこれをしょって帰るのは厳しいだろう、と。
でもまだ気になってますが、ね・・・。
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さてそんなこんなでHARD-OFFを後にして上熊谷駅方面へ。この辺には僕が4歳まで育った場所だ。
踏切を渡って右折して熊谷駅方面へ。
・・あ、この画廊は子供の時にあった記憶があるなぁ・・・なんてゆっくり進むとその先に物凄く雰囲気がいいラーメン屋を発見した。
名前は「蘇州」。昭和のまま時が止まっている店構えだ。
こういう店で餃子に中華そばでビールはやはり捨てがたい魅力で(たまには外食するのです:笑)、でも自転車で来てるから今日はパス。
早速帰ってからネットで調べてみる。
どうやら昭和40年代からあるらしい。
僕は45年まで熊谷にいて、吹上に引っ越してからも生家の榎木町の長屋には婆ちゃんが住んでいたからよく遊びに行ってたのでなんで気がつかなかったのだろうなぁ・・・。
そういえば子供の頃にラーメン食べた記憶があんましない。木下家はラーメン食べる習慣がなかったのかもしれない。
それでかも。
熊谷出身の友人にメイルしてみると「熊谷じゃ有名な店だよ」とのこと。
そうなのか・・・。
まぁありきたりのぐるなびなども覗いてみる。
すると気になる投稿が。
・・・・・・・え??
なんでここで白洲正子の名前が???
すると見慣れた絵と本が。
「白洲正子への手紙」
これ読んだことあるよ。
そしてこの絵。
凄く頭の中に残っていた絵だ。
本当に僕は作家の名前を覚えないので(涙)、全然繋がらなかったのであるが
田島隆夫は織師としてではなく、その朴訥とした画風も評価されていた人なのであった。
白洲正子に育てられたこの人が隣町の行田に居たのか。
で、あのラーメン屋で肩を並べてすすってたのか。
なんだか一気に僕の興味がこの人に降り注いでいます。
一体地元ではどれだけの人が知ってるんだろ?
行田のどこに住んでたんだろ?
この辺りでどんな生活してたんだろ??
この人の事調べたくて今うずうずしてます。
とりあえずこのお盆休みに行田の図書館にでも行ってちょいと調べてみたい。
そして「蘇州」のカウンターで中華そば餃子ビールをやってみる(笑)。
どなたか少しでも情報ありましたらお教えください。
よろしくお願いいたしますー。