
パーティー第2弾は大学時代の同期会。
僕は、某御茶ノ水にある大学の「放送研究会」というところにある時期所属していたのであります。
で、その仲間の集まり。
この間、中学校の30年ぶりの同窓会が催されたばかりである。
昔の仲間と逢う機会がこう直近で続くと、「俺、死ぬのか?」と思ってしまうのはやっぱり歪んだ性格からなのか?
二つのイベントに絡む人物はWさんという男。
彼とは小中の同級生で
高校は違えども、また大学で再会し
45になる今までなんとなく付き合いがあるお方である。
そもそも、バンドマンである僕は、放送研究会に入るなんて気はさらさらなかったのだ(笑)。
当時、所ジョージの深夜ラジオに投稿することに命を燃やしていた彼は
一心不乱に放送研究会のブースに向かい
一緒に居た僕も酒を飲まされ
・・・・いやいや、その前に連れて行かれた汚い部室に、同じ英文科のK田というオンナが居て、そんな雰囲気で逃げられなくなり飲まされて・・・・・あとはそのまま勢いだった(笑)。
でも、楽しかったな、あの時期は。Wさんに感謝してます(笑)
みんな貧乏でねぇ。僕はずっとそうですが・・・・・・。
銭湯で(当時風呂付きなんてなかったのよ)みんなで逢って、そのままS太郎の家で飲み明かしたり
そんなこと毎日してた。
・・・・・そうか、今でも変わらないか(笑)。
俺は「幻想の中」に生きてるのか???・・・・・そんなことはない。これでも、いやとにかく必死ですよ・・・・・・
***************
泥酔したK沢が最後一人残った。
「あのさ、『ノルウェイの森』聴かせてよ!!
村上春樹って僕らの時代流行ってたよね。S木が無茶苦茶彼のこと好きだったよね。
あいつは今、F士通にいるよ。・・・・・村上春樹大好きだったよね」
***************
はて、そうだったけかな???(笑)
確かに彼とは小説の話をたくさんした気がする。
中野の居酒屋で、当時恋に悩んでいた僕に
と朝方言われ、早速購入したのだが
恋愛をジャンル分けするこの本に、異常なる違和感を感じたことを思い出した(笑)。
*****************:
僕が大学3年生の時だ。
読んだか?
読んだ。でも厳密にいうと読んでない。
龍も春樹も当時買ってみた。
でも15ページ読んでゴミ箱に捨てた(笑)。
まずは生活する環境が違いすぎて、リアリティーのかけらもなかったのだ。
月2万8千円の風呂なしトイレ共同の笹塚のアパートに棲む貧乏人には
昼からションベンみたいなバドワイザーを飲む生活習慣なぞひとつもなかったのである。
それよりも、部屋に響き渡るマディ・ウォーターズのブットいスライド・ギターの音色こそがリアリズムだったのです。
よって僕の印象は
チャラい流行作家のまま。
未だになぜにノーベル文学賞候補に上るのか、まったくもってわからんし、追求する気もないのであります。
*******************
僕はパーロフォンのUKオリジナルを含め4枚所有している(笑)。
これは93年くらいに東芝からリリースされたモノミックスの再発盤。営業中にかけるのはほとんどこれ。
*******************
邦題の「ノルウェイの森」という言葉の響きから、針葉樹の神秘的なイメージが付きまとうとは思うが
内容はというと
ジョンがグルーピーの若いネェちゃんの家にしっぽり泊まりこんだ、単なる一夜の情事の唄です。
「WOOD」とは「木」という意味であるが
「木材」という意味も持ちます。
要は「ノルウェイ製の木材」ということ。
今の「ノキア」とか「無印」を重宝するチョイオシャレなネェちゃんと同じかな?
だから
「しっぽり泊り込んだおネェちゃんのうちも、ノルウェイ産の家具だったよ」
という内容(極端ですが:笑)。
春樹の同名の小説は結局最後まで読んでませんが
原曲の意味わかってタイトルに使ってるんだろうか???
追求する気もないし、いまさら読む気もさらさらないけどね。
でもね
マラソンやってる人間は信用できないんだよね(笑)